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家計管理について

井原右治

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テーマ:家計費の固定費を見直しませんか!

今日は家計管理についてお話させていただきます。家計費は毎月支出が変動しない固定費と毎月の支出が変動する変動費に分けることができます。住居費、水道光熱費、通信費、保険料、教育費、車関係費などが固定費で、食費、日用品費、被服費、交際費、娯楽費などが変動費になります。住居費や通信費、保険料などは毎月ほぼ同額のため、毎月の支出額を意識する必要がありません。日常生活で管理が必要なのは、食費や被服費、娯楽費などの変動費です。これらの変動費を管理すれば生活費を毎月どれくらい使っているか把握することができますし、無駄使いも少なくなります。一般的な家計管理はこのように変動費を管理することが中心ですが、家計全体に占める割合は、固定費の方が変動費より多くなる傾向にありますので、固定費に目を向けることも大事ではないでしょうか。固定費は毎月ほぼ同額の支出があり見直しをしない限り、支出は削減できません。では固定費を抜本的に見直してみてはどうですか。固定費の削減はさきほどもお話しましたが、家計費全体に占める割合が変動費より大きいので、より大きな効果が期待できます。その上、一度固定費を見直すと費用の削減がずっと続きます。そこで固定費の見直しで私が特におすすめしたいのは、住居費の見直し(住宅ローン借換え等)と保険料の見直しです。みなさんもこれらの固定費を見直して家計費を削減してみませんか。そして見直した分を将来のために貯えませんか。

さて保険は、必要な保険に必要な額加入することが基本ですが、実際は保険会社の方にお願いされたりして、必要額以上の保険に入ったり、そもそも必要ではない保険に加入したり、逆に必要な保険に入っていなかったりする方も結構おられます。自分にとって必要な保険だけに加入し、不要な保険は解約すれば保険料は相当な額削減できると思います。

そこで最近私が気にいっている保険を一つご紹介します。収入保障保険という保険です。所得補償保険とよく似た名前の保険ですが、この保険は死亡保険の一種です。被保険者が死亡された場合保険金がでますが、この金額は保険加入経過年数とともに減少します。たとえば35歳で保険に加入し1年で死亡した場合、3000万円程度の保険がでるとしたら、65歳で死亡した場合は600万円程度の保険しかでないというような保険です(このケースでは保険料は月2200円程度で済みます)。保険金の額が経過年数とともに減りますが、その分保険料は通常の死亡保険より大幅に安くなります。そもそも35歳で世帯主が死亡した時と65歳で世帯主が死亡した場合とでは残された家族の必要保障額が違います。年を取れば必要保障額が減っていきます。この保険は必要な額の保険に加入したい方には向いていると思います。そして保険料も大幅に削減することができます。

今日は家計管理についてお話させていただきました。みなさんも是非固定費の削減に関心を持ってください。

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井原右治
専門家

井原右治(ファイナンシャルプランナー)

株式会社Rightプランニング

銀行や信用保証協会での豊富な融資の経験と、現役しじみ漁師としての自営業者の視点を、住宅購入や相続、家計見直しや中小企業の経営支援に生かしています。お客様の好きなことを諦めないライフプランを提案します。

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