- お電話での
お問い合わせ - 0852-36-5200
コラム
雇用保険について
2022年1月18日 公開 / 2022年2月15日更新
今日は雇用保険(失業保険)についてお話させていただきます。
失業中の方が生活の心配をせずに仕事探しに専念し、1日でも早く再就職してもらうために給付されるのが失業保険の「求職者給付」です。ですので仕事を辞めたら必ずもらえるものではありません。失業の状態にある方のみもらえます。
〇失業の状態とは
・積極的に就職しようとする意志があること
・いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること
・積極的に仕事を探しているにもかかわらず、現在職業に就いていないこと
ところでみなさんは自分で事業(個人・法人)を起こそうと思っている方は失業保険はでないと思っていませんか。実際私の知人に会社を辞め起業した人がいますが、その方は起業する場合は失業保険はもらえないと思っておられ、はなから手続きをされませんでした。しかし結論としては失業保険の「再就職手当」をもらうことはできます。退職後直ぐに創業する場合は失業保険の対象となりませんが、就職活動中に創業の準備・検討をする場合は失業保険の対象となります。私も会社を退職しこの会社を設立しましたが、しっかり「再就職手当」はもらいました。
・求職者給付の給付日数は被保険者であった期間や退職理由、そして障害者等の就職が困難な方などにより違います。(最短で90日、最長で360日)
・基本手当の日額は離職される直前の6か月間に支払われた賃金の合計金額を180で割った金額(賃金日額)のおよそ80%~45%になります。
・基本手当の所定給付日数の3分の1以上の支給日数を残して就職した場合再就職手当がもらえます。(支給残日数の60%または70%))
・早期に再就職をして再就職手当の支給を受けた人が、引き続き再就職先に6か月以上雇用されかつ再就職先で6か月の間に支払われた賃金が失業保険の給付を受け
る直前の賃金に比べて低下している場合、就業促進定着手当がもらえます。
こうしてみると一日でも早く再就職した方が得ですよね。(再就職が決まると新しい勤務先からの給与、そして再就職手当や就業促進定着手当がもらえるのです
から)
勤め人の方は定年退職を含め人生一度は必ず失業しますので、みなさんに関係することだと思い今日は失業保険についてお話させていただきました。機会があれば60歳以上65歳未満の高年齢雇用にかかわる給付金などについても是非お話させていただきたいと思います。
コラムのテーマ一覧
- がん保険について
- しじみプレゼントキャンペーン終了!
- 是非お越しください。
- しじみ漁も5か月目となりました。
- 暖かくなってきましたね。
- 家計管理
- 相続税の計算をしてみましょう!
- 相続の知識は大事!
- 相続について勉強しよう!
- 年金併給調整の例外
- 年金を繰下げしても加給年金がもらえる!
- ポイントは所得控除!
- 宍道湖で遭難!
- iDeCoは私の一押しです!
- iDeCo
- iDeCoを知ろう!
- 年金が84%も増額!
- 投資の基本!
- 保険は人生で2番目に高い買い物!
- 老後資金ゼロでも老後は大丈夫!
- 家計費の固定費を見直しませんか!
- 当社の商品プラン!
- 個人信用情報の開示請求は簡単!
- しじみが砂の中に潜ってしまいました!
- 時効が過ぎただけでは時効は成立しない!
- 60歳以降も働く労働者の年金が変わる!
- 相続放棄の期限が過ぎても諦めないで!
- 起業しても失業保険がもらえる!
- 18歳になったらできること
- 私のおすすめ住宅ローン
- 私の失敗談
- 妻が若いと年金が増える!
- 悪戦苦闘の毎日
カテゴリから記事を探す
井原右治プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
ご相談のある方はまずはご連絡ください。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。