小学生の子育てで大切にしてほしいこと
小学校3,4年生に育つ「自分で集中できる力」──学びの本質を
今回は、当教室の小学生Step3コース(主に小学校3・4年生対象)についてご紹介します。
この時期の子どもたちは、
抽象的なテーマについても自分なりの意見を持ち始め、
社会や将来について考える力も育ってきます。
時事問題や歴史の話題でも自然と会話が弾み、
講師である私たちにとっても、
大きな気づきを得られる貴重な時間となっています。
ある日のレッスンでは、
『孔子』について取り上げました。
「孔子は、学問をするうえで3つのことを大切にしていました」という話から始め、
子どもたちにこんな問いかけをしました。
「あなたたちは、毎日勉強をするときに、どんなことを大切にしていますか?」
多くの子が、
「集中して取り組むこと」
と答えてくれました。
そこでさらに問いを深めていきます。
「自分が集中できているか、どうやって判断している?」
「集中できないときは、どうしてる?」
「集中している時と、していない時では、どんな違いがある?」
こうした問いにじっくり向き合ううちに、
子どもたちはあることに気づきました。
「集中できるかどうかは、偶然ではなく“自分でコントロールできるんだ」
この気づきは、学力以前にとても大切な“自己認識”と“自律心”の芽生えです。
さらに私は、こう伝えました。
「まだお母さんのお膝に座ってレッスンを受けていた頃、
目を閉じて深呼吸して『できるできる』とイメージしていたでしょう?
実はあれが、『集中する』ための準備だったんだよ。」
すると、
「そんなことやってたかな〜」と笑いながら話す子もいましたが、
最終的には「お母さん、お父さんに感謝しよう!」という温かい気持ちでレッスンが終わりました。
私たちの教室は、滋賀県内に2拠点ございます。
■栗東教室(栗東市)
自然豊かな環境の中で、たくさんの子どもたちが七田メソッドに基づいて学んでいます。
■びわ湖大津教室(大津市におの浜)
美しい琵琶湖畔、LAGO大津の近く。
こちらも多くの子どもたちが通っています。
当教室が実践しているのは、
目先の成果だけにとらわれず、「人間性」や「学びの土台」を育てる教育です。
いわゆる知育教室とは少し異なり、胎教や0歳からスタートして、
じっくりと淡々と積み上げていくスタイルをとっています。
とはいえ、0歳代の1年間だけでも通っていただくことで、
保護者様の子育てに対する意識が大きく変わり、
お子さまの未来に対する見通しがまったく違ってくるのです。
育休中の短い期間だけでも、
ぜひ一度、体験していただけたらと思います。
お会いできるのを楽しみにしております。



