カンシャクが起きたとき、どうするか?
岩永リタです。
ご覧いただきありがとうございます。
今回はトイレトレーニングの話です。
おむつ外し、とも言いますね。
最近の風潮として
おむつが外れる時期が「遅すぎるのでは?」と感じています。
小さいお子さまのママパパには、
早ければ早いほどオムツはずれは「早い」
という事実を知ってほしいです。
私の知っている最短の例は、生後3カ月。
うっそ~!って思いますよね?
信じられませんか?
でも本当です。
最近は
雑誌や先輩の育児話を聞きかじって
「らしい」「らしい」と
風潮が出来上がっているような気がします。
早ければ早いほど楽。
お母さまも楽。
何より子ども自身が楽。
布おむつを使っておられる方は
かなりの少数派でしょうから、
紙おむつの化学物質の経皮毒も気になります。
1日でも早く外した方が
経皮毒の害からは遠ざかります。
私の教室では
「おむつが取れて卒乳が完了すれば知的なことをスタート」
ということになっています。
ところが、
おむつが外れていないのに
知育をがんばって「やらせている」ご両親がいらっしゃるのも事実です。
「排泄」「清潔」「食事」のしつけは
人として自立していくための第1歩です。
これを飛ばして「知育」に傾いてしまうことを
愚かさを考えてみてください。
プリント教材でどんなに上手に文字が書けても、
英語で流ちょうにごあいさつができても、
おむつをしたままでは
どこか「滑稽さ」で、アンバランスです。
私の教室では
生後3~4カ月位から「トイレトレーニングを始ましょう」
という課題が出ます。
トイレトレーニングにはコツがいります。
感情論や根性論ではうまくいきません。
排泄の機能は脳が指令を出しているものですから
客観的に分析して
冷静にトライするのが正しい方法です。
トイレトレーニングまでに
言葉の相互理解を深めておく、
母子の信頼関係を確固たるものにしておく、
ということも
キーポイントです。
トイトレは簡単です。
難しく考えてしまうと、ハードルが上がっていきます。
まずはトレーニングパンツをたくさん準備して
この夏にトラーイ!
「難しい」というイメージが先行しているだけです。