子どもを認めているようで認めていない親御さん
ファーストクラスの子育て
心の子育て右脳教育
岩永リタです。
私は絵画鑑賞や美術館巡りが好きです。
「静かな」エネルギーに満ちているあの空間が好きで
丸一日でも二日でも、ずっと居られるな、というくらいです。
うちの教室には「名画カード」という教材があります。
しちだ・教育研究所の七田厚社長が、
このカードの一枚一枚の許可を取るのに
大変手間がかかった、とおっしゃっていました。
そんな、名作ぞろいの「名画カード」教材です。
私は赤ちゃんへの課題として
「名画を見せましょう」
ということがあります。
レッスンでも名画を見る時間があります。
お母さま方から
「先生、こんな赤ちゃんの頃からなぜ名画を見せるのですか?」
とよく聞かれます。
それはなぜかというと…
子どもたちの潜在意識の中に、
「美的感覚」
「美しいものを美しいと感じるセンス」を
刻むためです。
色彩感覚や美的感覚というものは
「感覚」というだけに、
口で教えようがないのですよ。
そこで、
0歳のころから自然に目にして
潜在意識の中に
自然と刻み込みたいのです。
子どもの「感性の器」には
まずはじめに
「美しいもの」
が入っていてほしいのです。
「感性の初期設定」とでも言うべきでしょう。
絵画でも彫刻でも陶芸でも・・・
0歳の赤ちゃんにこそ
本物に触れさせてあげましょう。
余談ですが
私は、なぜ
美術館に赤ちゃんを連れて行ったら
周囲に疎ましく見られるのか、
と、昔から、
とても不思議に思っています。
泣くから?でしょうか?
「泣いたら一旦退席」でいいのにな、と思います。