Q「子どもを認める」って具体的にどうするんですか?
今回は、「ないないおばけ」の話をします。
「ないないおばけ」とは、基準の高いお母さんのことです。
子育てが順調に回ってくると、
お母さんの子どもに求める基準が段々と上昇していくという事実があります。
そうです。
「欲」が出てくるのです。
今までは、
「ことばが増えない。出ない」っておっしゃっていたのに、
ある時を境に言葉が溢れだしたら、
今度は、
「お友だちと遊べない」
「パズルができない」
「クレヨンを上手に使えない」
「一人で着替えない」
「ごはんをこぼさずに食べられない」
「ない」「ない」「ない」と
強烈な「ないないおばけ」に大変身!!
子どもに求める基準が、お母さま自身も気づかないうちに 段々とアップしていくのです。
すると、
お子さんはいつまでたっても親の基準に達することができないでしょ?
それでは子どもは毎日しんどいです。
そのうち、子どもは「自己肯定感」をどんどん下げていき、無気力になっていく。
「私、ないないおばけになっちゃってたかも」
というお母さまは、今すぐ、反省してほしい。
「あなたがそこにいるだけで、お母さんは幸せ」
これこそが、
お子さまの魂を輝かせる言葉なんですよ。