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山路美晴

ペットと飼い主の心と体を癒やすプロ

山路美晴(やまじみはる) / 獣医師

滋賀ペット治療院

コラム

人も犬猫も力を抜いて生きた方がいい

2021年6月30日 公開 / 2022年3月24日更新

テーマ:東洋医学豆知識

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 東洋医学

【東洋医学的な生き方】



私たちは子供の頃から「がんばって」と言われ続けて育ってきました。
でも、「がんばる」のは結構疲れるし、続きません。
それは無理をしてるからなんですよね。

たとえば仕事で「何日までにこれを絶対に仕上げないと!」と、毎日根を詰めて仕事をすると、
緊張が続いた「交感神経が優位な状態」になってしまいます。
これが疲れのもとなんですね。

頑張っているとき、人は自分に負荷をかけて普段の自分の能力よりちょっと上を目指します。
もちろん、人間が成長するためには上を目指さなければなりませんし、リハビリも体にちょっと負荷をかけることで筋力をつける作業です。

でも、竹を曲げ続けたらポキッと折れてしまうように、ずっと頑張ってるとどこかでポキッと折れてしまいます。
そうなると、いっぱいまで振れていた振り子が一気に反対側に向かうように、体も心も疲れて動けなくなってしまいます。

犬や猫も同じで、飼い主さんは自分の犬猫を「いい子」にしようとついついがんばってしまってませんか?
あるがままを受け入れ、無理せずに水の中を漂うように生きるというのも必要なのではないかと思います。


何事もバランスが大事



いつもお話ししていることですが、東洋医学は何事も「バランス」や「中庸」を重要視します。
負荷をかけすぎないよう、余裕を持つのが養生の秘訣なんですよね。

さらに、頑張っているときは先のことにばかり気が行って前のめりになってしまい、今自分が立っているところの認識がおろそかになってることが多いのです。

マインドフルネスにも通じますが、目の前の「今、ここ」に意識を集中するとともに、自分を上から俯瞰で見るような視点も必要です。

そうすることで、無理せずぼちぼちと、余裕を持って物事を処理することができます。
また、余裕があると選択肢の幅も広がります。

先にあるものを手に入れようと意識を飛ばしてしまうと、「頑張る」状態になってしまいます。
目の前のことを少しずつ、淡々とやることで「嫌だけど頑張る」の「嫌だけど」という感情をコントロールすることができます。

それが「マインドフルネス」の基本でもあり、東洋医学的な心の平穏にも繋がるのですが、言うは易し…ですよね!


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