薪ストーブのガラスが曇らない!灰の残量が激減!恐るべしファイヤーマイザー
某薪ストーブショップさんを訪問されたお客様から訊かれる事があるのが、薪の燃費の話です。
なにやら某薪ストーブショップさんは、「この薪ストーブは他の薪ストーブよりも薪が4分の1で済みます」と言われたそうです。
お客様も半分信じてしまうそうです。(笑)
日本人は性善説の方が多いので口の上手い営業マンには騙されやすいかもしれません。
前にもブログで書いたかもしれませんので重複するかもしれませんがお許しください。
その・・薪の消費量が4分の1で済むという科学的根拠は何でしょうか?
実は僕もそのメーカーの説明を見たのですが、その根拠は何も書いてありませんでした。
これって・・詐欺じゃないの? って思いました。
詐欺って、騙される側にも問題があるのは事実ですが・・
酷くないですか?(苦笑)
まず、薪から可燃性のガスは空気と混ざって燃焼するわけですよ。
で、そのガスと空気の割合っていうのは決まっているのです。
でも少し例外があって、空気を高温にすると空気の割合を多くできるのです。
空気が多いとなぜ良いかと言うと、温度が上がるのです。
だからガス1に対して空気の割合が多い程、炉内のエネルギーは増すのです。
もう一つ燃費を良くする方法は排気の速度を落とす事です。
排気のスピードが遅くなれば炉内に入ってくる空気も速度が遅くなりますね。
つまりは炉内に滞留する時間が伸びるってことですね。
これには空気調整レバーでのコントロールとダンパーでの調整の2通りが考えられます。
もちろん炉内での排気経路を複雑にするなどすればそれも可能でしょう。
薪1キログラムから得られる熱量は決まっています。
残念ながらそれは不変の事実です。
化学的な薬品等を用いない薪ストーブ・・・
一体どうしたら薪の消費が4分の1になるのでしょうか?
是非その薪ストーブ屋さんに科学的根拠を訊いてみたい・・・そう思います。
本当なら、ノーベル化学賞ものです。
エンフリーで監修させていただきました国産薪ストーブです。↓