煙突掃除を受けない薪ストーブショップが多いのには理由があります。
今日の朝一番は飯能市の薪ストーブユーザー様で煙突掃除の予定でした。
吹き抜けはシングル煙突で30度エルボで2m以上のオフセット。
ストーブ直上でアジャストできません。
仕方ないのでススを炉内に落とそうと思い準備を進めているとユーザー様から衝撃の一言。
「小屋裏で煙突を曲げているんです」
見に行くと45度エルボで200㎜程オフセットしてありました。(汗)
こ・・・これでは・・
ロッドが通りません。
ワイヤーは通せても炉内と屋根上とで引っ張りあう事もできません。
足場を持参すれば・・スライドアダプターで外せなくはありません。
お話を聞くと煙突の施工は家を建てた工務店さんと付き合いのある東京のストーブ屋さんとの事。
煙突掃除は現場に来るだけで5万円と言われたそうです。(羨)
今後を考えれば最低でもストーブ直上でのアジャストは欲しいとこです。
毎回吹き抜けに足場を組む・・
あまり現実的ではありませんね。
煙突の施工は掃除の事を重視しないと・・・。
僕が当日の煙突掃除を断念したのは通算2回目です。
ストーブ屋さんがこのような施工をしたのはそれなりの理由があると思います。
間違いなくストーブ屋さんももっと良い施工をしたかったはずです。
恐らく工務店とストーブ屋さんの打ち合わせのタイミングが遅かったのだと思います。
もうこれしかない・・・・そんな状況だったのだと思います。
ハウスメーカーさんや工務店さん・・・設計事務所さんにストーブ屋の選定をお任せするのが全部だめとは言いませんが・・・
お客様が可哀そうでなりません。(涙)
夕方からは東大和市の新築住宅で薪ストーブの火入れ式をさせていただきました。