ペレットストーブのメリットは?選ぶべき4の理由
一度購入したら末永く使用するペレットストーブ。いつどのようなメンテナンスをすべきなのか、何にどのくらい費用がかかるのかはとても重要なことです。日ごと・シーズンごと・数年ごとに必要なメンテナンスを調べていたら、ペレットストーブのメンテナンス費用は排気筒の付け方次第であることがわかります。
ペレットストーブのメンテナンス費用1「灰掃除」
ペレットストーブは燃焼ポットというペレットが燃えるところに灰が溜まるので、それを毎日掃除しなければなりません。灰が溜まったままで使用すると不完全燃焼を起こしてススが発生し、ともすれば故障の原因にもなってしまいます。
この灰掃除は自分ですることができますので、費用はほぼかかりません。方法は、購入時に販売店で聞いておくと良いでしょう。
ペレットストーブのメンテナンス費用2「排気筒のスス掃除」
ひと冬ストーブを使い終わったら、シーズンオフに排気筒の中のススを掃除しておかなくてはなりません。これは自分でできるケースと、業者に依頼しなくてはならないケースがあります。
その違いがどこにあるのかと言うと、排気筒をつける場所です。人の手が届く範囲に排気筒を設置すれば、自分で排気筒を取り外し分解して掃除することができます。一方どうしても手が届かない場所、例えば吹き抜け部分などに排気筒を設置した場合は業者に依頼せざるを得ず、それも高所作業が発生するということで3万円~6万円ものメンテナンス費用がかかる場合があります。また、排気筒の横引き部分が長い場合などもセルフメンテナンスが難しく、業者に依頼することになるでしょう。
ペレットストーブのメンテナンス費用3「消耗品交換とオーバーホール」
ペレットストーブは、お手入れ次第ではありますがそう簡単に壊れるものではありません。強いて故障する可能性を挙げるとすれば、電気的な問題点です。部品は、だいたい3年に1回くらいのサイクルで交換します。消耗品である着火ヒーターも何年かに1回の部品交換が必要です。
これらの部品交換は業者に依頼して行うので、その時一緒にオーバーホール(全て分解して行う掃除)もしてもらうことをおすすめします。費用は、部品代とオーバーホール合わせて3万円程度になることが多いようです。
灰掃除が自分でできること、部品交換とオーバーホールは業者に依頼が必要であることはどのようなケースでもほぼ同じですが、排気筒のスス掃除に関しては最初の取り付け方次第で自分でできるか業者依頼かが異なり、メンテナンス費用の面でも大きな違いが出てきます。メンテナンス費用の観点からも、取り付け時の計画はとても重要だと言えます。
ペレットストーブの排気をよりクリーンにしご近所からのクレームを回避したい方にはアクアフィルターでの煙突施工もお勧めしております。
1,ペレットストーブは煙突の長さはどのくらい必要?
2,ペレットストーブ、煙突掃除の頻度と方法
3,ペレットストーブに煙突工事は必要?
4,ペレットストーブの排気、臭いや煙は心配ない?
5,ペレットストーブの排気温度上昇を防ぐ安全制御装置
6,ペレットストーブ燃料の保管場所と保管方法
7,ペレットストーブの助成はなぜ行われるの?
8,ペレットストーブの補助金、埼玉県は戸田市とときがわ町で実施
9,国産VS外国産、ペレットストーブはどちらを選ぶべき?
10,ペレットストーブ、fe式とff式の違いと特徴
11,木質ペレットとは?燃料に使われる理由
12,ペレットストーブと薪ストーブの比較、どちらを選ぶ?
13,ペレットストーブと薪ストーブの違いと共通点
14,ペレットストーブのメリットは?選ぶべき4の理由
15,ペレットストーブのデメリット、きちんと知ってきちんと選ぶ
16,ペレットストーブのランニングコストは低い?
17,ペレットストーブと石油ストーブを比較!どっちを選ぶ?
19,ペレットストーブの仕組み、燃焼の構造
20,ペレットストーブはマンションでも使用可能?設置基準と条件
21,ペレットストーブの設置場所を決めるときの注意点
22,ペレットストーブの使い方は簡単。点火と消火の方法
23,ペレットストーブの日々の手入れとメンテナンス方法
24,ペレットストーブの耐用年数どのくらい?お手入れ具合で異なる寿命
25,ペレットストーブの灰の処理方法
26,ペレットボイラーとは?その仕組みと用途
27,木質ペレットボイラーの燃料、種類と選び方
28,ペレットボイラーの価格、コスト構造
29,家庭用ペレットボイラーなら給湯と暖房がワンセット!
30,ペレットボイラー導入時の補助金・助成金について