ペレットストーブ、煙突掃除の頻度と方法

金子稔

金子稔

テーマ:ペレットストーブと煙突、排気

煙突の掃除は、使用する燃料やストーブの使用頻度によって異なりますが、週1回程度の燃焼室の灰清掃と1シーズンに1回の煙突(排気筒)の清掃が必要です。自分たちで行うのもよいですが、重労働であるため、業者に定期的なメンテナンスを依頼することをおすすめします。

ペレットストーブ、煙突の手入れについて

ペレットストーブは、燃料に木質ペレットを使い、それを燃焼させて使用するストーブです。そのため煙突を立ち上げ、ファンで強制的に排気を屋外へ出します。

そのため、ストーブの使用頻度にもよりますが、週1回程度の燃焼室の灰清掃と1シーズンに1回の排気筒の清掃が必要となります。

また、電気部分の中には数年で交換が必要なものをあるため、設置をお願いした業者に定期的なメンテナンスをお願いするのも一つの方法です。業者によっては定期的なクリーニングを行ってくれるところもあります。

ペレットストーブ本体及び煙突を自分で掃除する方法

日常のお手入れは、バーンポット周辺の灰の清掃と窓ふきになります。
煙突掃除に関しては木を原料としたペレットを燃焼させるので、当然ですがススが出ます。量はストーブの大きさやペレットの種類、使用頻度によって異なりますが、1シーズンに1回は掃除を行っておいたほうが良いでしょう。

煙突掃除とペレットストーブ本体の掃除の手順とポイントを紹介していきます。まず、前準備として、部屋や室内を汚さないために、床や壁などを養生するなどして保護しておきましょう。

灰は飛び散るので、作業時にはマスクを着用しましょう。受け皿などに溜まった灰を掃除し、煙突のつなぎ目をラップなどで覆っておくと、煙突の掃除で下に落ちてきた灰が散らばることを防げます。

実際の煙突内の掃除では、屋根の高さに合わせた脚立を使って、煙突トップをはずして、ワイヤブラシや刷毛を使って掃除します。煙突とトップの結合部も掃除しておくといいでしょう。

最後に煙突内部の掃除ですが、煙突掃除用のブラシを煙突先端に近いところから何度か往復させ、掃除をします。ロッドを延長しながら都度往復させます。

煙突を自分で掃除する際の注意点

灰は思っている以上に四方八方に飛び散ります。飛び散った灰はこすれて黒くなったり、一度こすれると落ちにくくなります。なるべく壁や家具等に付着しない工夫をしてから始めましょう。

実際に煙突を清掃する際は、脚立などを使って高いところでの作業となります。一人では危険なので、二人以上の作業が望ましいでしょう。
いずれにせよ重労働であるため、業者さんにお願いするのも一つの方法だと思います。

ペレットストーブの排気をよりクリーンにしご近所からのクレームを回避したい方にはアクアフィルターでの煙突施工もお勧めしております。

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また薪燃料とペレット燃料の両方が使用可能なストーブ「アンヴィクタ社のAKIMIX」も体感いただけます。

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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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