煙突掃除を受けない薪ストーブショップが多いのには理由があります。
他の薪ストーブショップさんが施工された煙突も煙突掃除をさせていただいている僕は毎日が勉強です。
今日は、某有名ハウスメーカーさんと提携している薪ストーブショップさん施工の煙突でした。
※埼玉県川口市の建物なのに、薪ストーブ屋さんは長野県からだったそうです。
家の中に案内されて煙突を見上げた僕は嫌な予感がありました。
屋根面からストーブまでの間に、支持金物がありませんでした。
触ってみると2階勾配天井部分の二重断熱煙突から下全部の煙突がグラグラしています。
こうなると、屋根上のコーキングも簡単に切れてしまいます。
恐る恐る、屋根に登ると・・・・・
ストームカラーと煙突の取り合い部分には隙間があり、更にコーキング材もありませんでした。
ハウスメーカーさんと提携している薪ストーブショップなので、お施主さんは薪ストーブショップを選べない・・・そんな事がこのような状況を作りだしているかもしれません。
安く、言うことの聞く・・・扱いやすい薪ストーブ屋。
薪ストーブ屋側からすれば、『安く使われ、冗談じゃね~よ!お前らばかり儲けやがって!』
そんな気持ちが工事に現れているのかもしれません。
お施主さまとの関係が希薄となり、手抜き工事の温床となっていることも否定できません。
僕のほうで、ちゃんとコーキングをしておきました。
次回の煙突掃除の時にでも煙突の支持をさせていただこうと思います。
薪ストーブの施工エリアは関東一円です。薪ストーブの施工エリアは関東一円です。