理想が高すぎる？お見合いがうまくいかない女性が改善すべきポイントとは

2019年9月18日公開 / 2024年2月7日更新

テーマ：お見合いの悩みとアドバイス

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

コラムキーワード：お見合い、婚活マッチング

お見合いがうまくいかない女性の多くは、お相手に対する理想が高いのかもしれません。
お見合いで、お相手の「ここが足りない」といった点をチェックするよりも、良いところを探すようにしましょう。

お見合いがうまくいかない女性の共通点は「理想が高い」こと
「いい人がいれば結婚したい」。婚活中の女性はこの言葉をよく口にします。女性にとっての「いい人」とは、次のような男性です。

「結婚することで、今の自分の生活が変わるのは嫌だ。今の生活が変わってしまうのなら、それを補える価値がある人」

こんな視点でお見合いに臨む女性が多いのではないでしょうか？　このような気持ちでお相手に会うと、その人の欠点をチェックするばかりになってしまいます。

実際に、女性に対して「今の生活を全く変える必要はない。そのままでいい」という男性は、ほぼいません。そのため、女性は、お相手の男性と1度お見合いをしても、すぐにお付き合いを断ってしまうことが多いのです。

女性の結婚適齢期は人生の充実期でもある

女性の結婚適齢期は20～30代ですが、大学を卒業して就職した女性の場合は、仕事にも慣れ、充実した毎日を過ごしている頃です。収入も順調に増えて、趣味や旅行などを楽しむ余裕も出てきます。

毎日の時間をすべて自分のために使い、楽しく過ごせるこの時期に結婚をして、これまでの生活が変わるとなれば、ためらってしまうのも無理はありません。

女性の多くは、今の自分の生活に加えて、満足できる「何か」が相手にあれば「結婚しよう」と考えているのではないでしょうか。それゆえ、相手に求める条件が高くなってしまうのです。

このような考えを持っていると、お見合いをしてもお相手の欠点ばかりをチェックするようになり、結婚が現実的なものとして見られなくなる可能性があります。

理想の男性に自分が見合っているのか　気づかない女性が多い
「背が高い」「体をきちんとしぼっている」「年収○○万円以上」「優しい人」「女性をリードする人」「だれからも好かれている人」「大卒以上」「決断力のある人」などなど、理想の結婚相手の条件はいくつでもありますが、それらに全て当てはまる男性はまずいません。

お見合いがうまくいかない女性の多くは男性に求める理想が多く、自分自身を客観的に見ることができない傾向があります。

例えば、決断力がある人を望む場合、そういった男性は少し強引で自分の意見を主張する人かもしれません。

また、大卒で年収600万円以上の男性を望む場合、自分はどうでしょうか？　自分のプロフィールはさておいて、相手にだけ高いレベルを求めていないでしょうか？

婚活相手の男性に対して条件を掲げるのであれば、「あなたはどうですか？」と逆に男性からたずねられても、胸を張ってこたえられるかどうかを考えてみてください。

実際に自分がそうでないと思うのなら、自分が求める理想の男性に、自分は見合っていない女性ということになります。

お見合いがうまくいかない理由は、相手の欠点が多いからではありません。自分の至らないところをきちんと見つめなおす、謙虚な気持ちが少し欠けているのかもしれません。

男性のよいところを探す婚活をしてみよう

このように、「自分もお相手から選ばれる立場なのだ」という気持ちを女性側が持っていないことも、お見合いがうまくいかない理由の1つです。

このような女性がお見合いの場などで、自分が男性を気に入ったのに、初めて相手から断られてしまったら、どうなるでしょうか？
この時、「自分にも相手に気に入られないところがあったのかな」と気づけばいいのですが、「私をお断りする人は見る目がない」と、お相手を責めるような考え方をしていると、婚活で実を結ぶのは難しいと言えるでしょう。

結婚相手においても友達であっても、100％理想の相手に巡り合うことはまずありません。それでも、友達に対しては自分にない部分を尊敬し、相手に足りない部分は自分が補うといった関係性を築いていると思います。

結婚相手においても、自分の理想と違う点においては、お互いにそれを認め合って、補い合える関係を築くのが理想です。

今まで、プロフィールを見ただけで何度もお見合いを断っていたのなら、たとえ気が進まなくても、一度はお見合いをしてみることから始めてみましょう。お相手に対して、「思ったほど悪くもないなか」と感じることもあるかもしれません。

お見合いでは、自分が持っている「理想の相手の基準」に合うかどうかを見てしまいがちですが、合わないところを探すのではなく、「自分にはない部分をお相手の人は持っている」「趣味や好き嫌いなどに共通点がある」など、プラスの要素を見るようにしましょう。

自分磨きも忘れずに

最後に、自分も欠点だらけと思うのなら、直せるところや伸ばせるところがないかを見つめて、努力してみましょう。

例えば、ダイエットや筋トレ、資格取得にチャレンジをするなど、今までやってこなかったことに取り組むことで、これからの自分に自信を持つきっかけとなります。今までの自分を変えるための努力が、新しい出会いのチャンスにもつながることでしょう。