「自分で決める」ことを支える~自立への第一歩
障がいのある方の生活を支えるとき、食事や睡眠など、毎日の暮らしを整えることはもちろん大切です。でも、それだけではなく、「今日は何をしてみよう?」「これ、楽しそう!」と思えるような時間を増やすことも、大切な支援ではないでしょうか。
運動や食事、美容など、さまざまな取り組みをしています。
自宅にある運動器具を使って体を動かしたり、フェイスマスクを楽しむ「美容デー」を作ったり、食材の形を工夫して苦手なものも食べやすくしたり。
人参ドレッシングは好評。「実は人参なんですよ~」と後から伝えることで、人参嫌いのご利用者も驚きや笑いも生まれています。
こうした工夫の共通点は、「やらせる」のではなく、「楽しめる形にする」ことです。好きなことや得意なことは、一人ひとり違います。だからこそ、いろいろな経験をする中で「これならやってみたい」と思える選択肢を増やしていくことが大切です。
支援者の役割は、行動を手伝うだけではありません。まず知る機会をつくり、選べる環境を整え、その先の「やってみよう」という一歩を支えること。
それが、自分らしい生活につながっていきます。
毎日の暮らしを土台にしながら、一人ひとりの「やりたい」を見つけ、楽しみを少しずつ増やしていく。そんな支援が、これからの笑顔につながっていくのではないでしょうか。


