「支える側も笑顔になれる職場づくり」
障がい者支援の現場では、利用者さん同士のトラブルが起きることがあります。今回も、Aさんが突然Bさんを叩いてしまう出来事がありました。
こういう場面を見ると、「大変だった」「問題行動だ」と感じてしまいます。
でも、本当に大切なのは、“なぜその行動が起きたのか”を考えることです。
Aさんは、ただ怒って叩いたわけではなさそうでした。自分が思っていた状況と違ってしまい、不安や混乱が強くなった結果、手が出てしまったのかもしれません。
実際、そのあとAさんは何度もBさんに謝っていたそうです。これは、自分がしてしまったことを理解し、「悪かった」と感じていたということでもあります。
支援では、「叩いた」という行動だけを見るのではなく、
その前に何があったのかを考えることが大切です。
たとえば、
「その席に座りたかったのかな?」
「その時間にBさんがいると思っていなかったのかな?」
「予定と違って混乱したのかな?」
そんなふうに、利用者さんの気持ちを想像しながら支援を考えていきます。
また、支援者自身が「自分の対応が悪かった」と悩んでしまうこともあります。でも、支援は一人で抱え込むものではありません。チームで話し合い、振り返りながら、少しずつ良い方法を見つけていくことが大切です。
完璧な支援はありません。だからこそ、「この方はなぜこうなったんだろう」と考え続けることが、より良い支援につながっていくのだと思います。


