石材の採石

2016年3月20日公開 / 2017年9月21日更新

テーマ：墓石のこと

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

皆様、こんにちは。
今回は墓石や外柵に使われる石材の採石について書いていきます。

採石の方法は2種類

上の写真は、香川県高松市にある、庵治石の丁場（採石場）です。ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、山の中にある岩盤を切り出して小さくしていき、商品として使える部分を加工していきます。

この方法以外に、玉石と呼ばれる岩石を掘り出す方法もあります。神奈川県で採石される本小松石などは、玉石から作られます。

ひたすら削っていく

商品（墓石や外柵）として使える部分はごく一部です。
まず岩盤からダイナマイトによる発破やジェットバーナーという熱で石を焼き切る機械を使い、大まかな石を切り出します。

そこからせり矢とハンマーを使った「石割り」をして、さらに小さくしていきます。

使える部分に到達するまで、ひたすら削っていくのが採石の工程です。

次回は工場での工程について書いていきます。