公営墓地とは(都営・県営・市営)
皆様、こんにちは。前回の続きです。
後から追加する彫刻料
お身内の方を埋葬する事になった際、亡くなった方のお名前や御戒名を既に建ててある墓石に彫刻する事になります。墓石には、誰が何時亡くなってこのお墓に納められているのかを分かるようにしておく意味もあるからです。
後から彫刻を追加する際は、追加彫刻料がかかります。現在は機械も発達して、墓石を外さなくても現場で彫刻が出来ますが、区画によっては墓石を外さなければならない場合もあり、現場彫刻と墓石を外しての彫刻は、料金が異なる場合があります。
忘れちゃいけない「お布施」
最後に、法要を勤めていただく僧侶や神官の方にお布施をお包みする事になります。民間霊園では、「お気持ち」でお布施をお包みいただくのではなく、混乱を避けるため、法要の種類や数によってお布施の額が定額に設定されている事が多いです。僧侶の方に来ていただく際、「お車代」をお布施以外に設定している霊園もありますが、多くの場合は、お布施の金額に含まれています。
これらの料金は、霊園によって設定がまちまちです。永代使用料や管理料のように、霊園所在地や霊園の規模に左右される部分もあります。
そして、これらお墓を買った後にかかる料金は、折り込みチラシやインターネットの広告には掲載されていない事が多いです。
霊園見学の際に、このあたりの料金をきちんと確認しておく事も必要でしょう。