コラム
地価以外にも要因がある「管理料」
2016年2月8日 公開 / 2017年9月21日更新
皆様、こんにちは。
今回は霊園の管理料について書いていきたいと思います。
毎年かかる「管理料」
管理料は、霊園や墓苑全体を管理するための料金です。霊園施設の維持費や、ゴミの処分費、管理事務所職員の人件費等に充てられます。
「管理費を払えばお墓の掃除までしてくれる」、と誤解される方もいらっしゃるのですが、管理費は個々のお墓の管理をするための料金ではありません。管理料は多くの場合、「年間管理料」として1年ごとの支払いを設定されています。口座振替によって自動引落になる場合が多いです。
管理料が異なる条件
永代使用料は地価に左右されるという事は前回書きましたが、管理料については、地価以外に霊園の規模によっても左右されます。霊園の規模が大きいほど利用者の数が増えるため、利用者一件あたりの管理料を抑える事が出来るからです。逆に、小さい規模の霊園では、利用者数も少なくなるため、自ずと一件あたりの負担も増す事になります。管理料は毎年払う事になりますから、わずかな差も年を経ると大きな差になっていきます。
駐車場や管理事務所から墓地が近い霊園は、コンパクトで利用しやすいですが、利用者件数が少ない場合、管理料が大規模霊園よりも高くなる場合もあります。
必ずしも全ての霊園で上記の条件が当てはまるとは言えませんが、お墓探しの際には管理料にも注目してみてください。
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