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地価に比例する「永代使用料」

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テーマ:墓地のこと

皆様、こんにちは。
まずは、お墓選びの際、最初に目にする事になる「永代使用料」について書きます。

そもそも「永代使用料」とは


墓地を購入する際、寺院や霊園に支払うお金として、永代使用料(墓地使用料)と管理料があります。
永代使用料(墓地使用料)は、申し込んだ土地を墓地として使用するための料金です。言い換えると、墓地を使用する権利料とお考えいただけば分かりやすいかもしれません。永代使用料は最初に1度だけ支払えば、墓地の使用規則を守っている限り、その人の墓地としてずっと(永代=永遠に)使う事が出来ます。

立地条件が左右する


霊園によって永代使用料や管理料は違うのですが、これらの料金は、霊園がある地域の地価と無縁ではありません。霊園を開発・造成するに際して、かかったコスト(用地取得代や造成費)を回収するために使用料や管理料の設定を行うからです。例えば、東京23区内で作られた霊園と、東京郊外(他県)で作られた霊園では、自ずと価格が異なり、23区内の霊園の方が高くなる傾向があります。

また、霊園が造成された地域が住宅地なのか、それ以外(農地や市街化調整区域など)なのかによっても使用料が変わります。前にも書きましたとおり、規制が厳しくなった現状では、住宅地に墓地が造成されるケースは減っていますが、寺院の境内墓地の場合などでは、は宅地に造成される事もあります。霊園による永代使用料の差は、このあたりにも出るわけです。

次回は管理料について書きます。

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二上昌弘(葬儀)

株式会社二上家

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