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加圧給水ポンプ工事事例のご紹介

中谷崇志

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テーマ:賃貸管理

一気に朝晩の温度が低くなり、肌寒い季節となりました。

皆様も体調の変化にご自愛ください。


さて、先日弊社の新電力サービスのユーザー様の小規模ビルにて、
加圧給水ポンプの交換工事をご依頼いただいた事例のご紹介です。

弊社は管理会社様からポンプ工事の依頼を受けましたが、
「テナントの方より、蛇口をひねると熱い水が出るという電話を受けた」という相談からポンプの故障が発覚したという珍しい事例でした。


膨らんだ配管
こちらが膨張していた配管の画像です。
加圧給水ポンプは2つが1セットになっており、普段は機械が交互に運転しています。

今回は片方が故障し、残りの1つが休憩なしで空回りし続けた結果熱を持ち、テナントの蛇口から出てくる水の温度が熱いと感じるほどに熱されておりました。

配管も素材に寄って対応できる温度があるため、この画像の通り、熱されすぎた水の影響を受け、配管もいつ破裂もしくは外れてしまうかもわからない程に膨張しておりました。

すぐにポンプを新しくしたほうが良いとご提案し、相見積もりで競合がいらっしゃいましたが弊社の方が安くご提案していたため、すぐに取替工事を行うことになりました。


この物件は高架水槽がなく、加圧給水ポンプで水を送っているため、取替工事時は作業中ずっと断水となります。
急いで作業日を決め、断水のお知らせを掲示、配布するなどの対応となりました。

ポンプ撤去工事 現場写真
古いポンプ撤去写真1
古いポンプ撤去写真2


古いポンプ撤去後写真です。
地面が平行ではなかったため、費用を抑えるため架台だけ流用させていただきました。
古いポンプ撤去後


新しいポンプを設置・設定し、配管を新設し、試運転も終えて、無事工事完了となりました。
新しいポンプ設置後


開始から完了まで現場に張り付く機会が今までなかったため、一連の流れを通しで見れたことで非常に勉強になった現場でした。

ポンプの故障は漏水事故・断水につながりますので、皆様も管理物件のポンプは定期的にきちんと正常に動いているかご確認をおすすめいたします。

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中谷崇志
専門家

中谷崇志(宅地建物取引業)

株式会社トライアス

「わかりにくい事をわかりやすく」伝える事をモットーに、クライアントの立場に立って丁寧にヒアリング。小さな企業だからこそ「社員の顔」が見える対応でクライアントとの信頼関係を築いている。

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