オーナー業として培ったノウハウを提供。オーナー目線だからこそ一人一人に寄り添った的確な提案が可能（1/3）

「担当者の顔が見える」という安心感がオーナーの信頼を得る

　2013年に、70年以上の歴史を持つ「オオエム産商株式会社」から、不動産管理事業を分社独立するかたちで設立された「株式会社トライアス」。「長年オーナー業として培ってきたノウハウを生かし、小さな会社だからこそできるオーナー目線のサービスを提供しています」と同社・営業部課長の中谷崇志さんは語ります。

　中谷さんは、元々IT関連の会社に従事しており、同社代表が「IT関連に強い人材」を求めていた際に、面識のあった中谷さんを引き抜き、4年前に入社。以降「HP作成」や「会社概要」もより分かりやすい内容に作り替え「電気の切り替え」に関する新しい事業も社内で提案してきました。

　賃貸不動産管理および仲介・売買仲介・ビルメンテナンス業務・電気小売と事業展開をする中、小さな会社だからこそ「担当者の顔が見える」という事がオーナーにとっても安心で尚且つ信頼される要因です。

　代表が女性という事もあり、内装工事では女性ならではの目線で、男性では思いつかない細やかなアイデアを提案。社内も和気あいあいとしたアットホームな雰囲気で「社長自ら、ハウスクリーニングに入る事もあります」と中谷さんが話すほど、現場主義だといいます。

　自社グループがオーナー業である事から、オーナーと同じ目線で提案できる事が強みであり、オーナーが知らない不動産業者のノウハウも惜しみなく伝授。新しいサービスをオーナーへ提案する時は、きちんと仕組みが分かるものや、自社物件に導入した後、効果が得られたもののみを提案していく姿勢で臨んでいます。

　メンテナンス関連で業者を探していたオーナーに対し、建物の規模を踏まえ、本当に必要なもののみを提案した結果、コストダウンに繋がり大変喜ばれました。資金繰りに苦しんでいる建物ほど、修繕費を捻出する事が難しく、ヒアリングを基に「清掃の頻度・各種点検・共用部電気代」などを見直す事でコスト削減が可能。オーナーにとって「安全対策」が大切である事を認識している中谷さんは「毎月の費用削減によって得られたお金を修繕費に充ててほしい」と語ります。

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