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コラム

廊下や階段をバリアフリー化する場合の、手すりの種類

2016年7月7日

テーマ:バリアフリー

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: バリアフリー リフォームバリアフリー 住宅バリアフリー 工事


いろんな場所につけられるからこそ、しっかり考えたい手すりの種

さて、今回は、これまでのコラムでも何度も出て来た手すりについて考えてみたいと思います。

手すりは家の中、外を問わず、様々な場所にとりつけることで、安全な移動を可能にしてくれる優れものですが、取り付けたを間違えると不必要どころか、思わぬ障害物になってしまう可能性もありますので(詳しくは「住宅のバリアフリー化にも課題・問題点やメリット・デメリットがある!」をご覧ください)、設置前にしっかりとした情報収集と計画が必要になってきます。

それでは次項から、廊下や階段をバリアフリー化する場合を例にとって、数多くある手すりの種類、その選び方などをご紹介してまいります。

用途で使い分けたい、手すりの種類

手すりには数多くの種類がありますが、廊下を進むのに主に使われるのは水平手すり。出入り口付近には、ドアの開閉や段差を乗り越える際に姿勢の安定を助ける縦手すりがつけられる場合もあります。また、水平手すりと縦手すりを組み合わせたL字型手すりは、玄関などの立ち上がり動作が必要な際に重宝するでしょう。

そして階段には傾斜角に合わせた階段昇降用手すりがありますが、廊下の手すりと連結していない場合、端を200mほど伸ばしておくことが大切です。これは上の階から降りるときの助走を助ける役目の他、手すりをもとうとして前のめりになり、転倒することなどを防ぐ上で大きく役に立ちます。

手すりを取り付ける上でのポイント

それでは選んだ手すりを、どのように取り付ければいいのか、その基本となるポイントを幾つかご紹介したいと思います。

まず手すりの高さ。使う人に合った手すりの高さを簡単に計る目安としては、水平手すりの場合、手首のところにある少し出っ張った骨(尺骨茎突点)に合わせるとよく、縦手すりにおいては、手すりの中心が「小さく前にならえ」をした時の中指の高さにくるものが使いやすいと言われていますが、御本人に障害がある場合などはその状況によって高さが変わることも忘れないで下さい。

続いて握りやすさを左右する太さ。こちらも目安としては、直径2.8cm~3.5cmくらいが握りやすいとされていますが、あまり数字にこだわらず、実際に握ってみて指先が触れる程度の握りやすさを考えて頂くと良いかと思います。

中にはリウマチなどで手すりを握ることが難しい方もいらっしゃるかと思いますが、握るだけでなく手すりに手や肘を載せて移動が可能な平たい形状のものもありますので、無理に円形のものにこだわる必要はありません。
設置までに、何度も様々な角度から検討して、安全かつ快適な手すりによるバリアフリー化を進めていってください。

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