転勤の単身赴任はメリットよりデメリットの方が多い！？

会社からの転勤の辞令。家族を持つ会社員にとって、単身赴任にするか、家族と一緒に引っ越しをするか、大きな決断を迫られることになります。
辞令が出てからじっくり考えられる時間があれば良いですが、基本的には転勤まであまり時間がないものです。
そのため、事前に単身赴任をする場合のメリットやデメリットなど、しっかりと把握しておくことも大切になってきます。

単身赴任をする時のメリットは？

では、転勤をする際に、単身赴任を選んだ場合のメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

考えられることは、「一人の時間を自由に使える」ということ。
家族となかなか会えなくなる一方、自分が使える時間が増えることは、単身赴任でのメリットと言えるのではないでしょうか。

その他には、「引っ越しが楽になる」ことや「手当が出る」、「（場合によっては）出世の条件をクリアする」などが考えられます。

一方、単身赴任時のデメリットは？

単身赴任には「時間の自由」がある一方で、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
まず考えられるのは「金銭面の負担が大きくなる」ということ。

家族と自分の二つの住まいがあるということは、いくら補助があるとしても、一緒に住む場合と比べて金銭面の負担が増えることは間違いありません。

他には、「家事などを全て自分でやる必要がある」というデメリットも。今まで奥さんが全てやってくれていた家事全般などを含め、普段の食事など何もかも自分でやらなければならない点は、大きな負担になってしまう可能性があります。
また、コンビニ食やインスタントの食事が増えてしまう場合もありますので、健康面の管理もしっかりと行わなければなりません。

その他、「家族との時間が取れない」「毎日、子どもの顔を見ることができない」など、家族と離れて暮らすことは寂しく、気持ちの面でデメリットになることもあるでしょう。
休日にはできる限り子どもと会うなどして、コミュニケーションの機会を作っていくことも大切です。

単身赴任はデメリットの方が大きい

このように単身赴任時は自分の時間が増えますが、経済面では出費が増えるほか、掃除、洗濯、食事の準備に後片付けといった家事全般の負担も増えます。また、家族と過ごす時間が減ってしまうなど、いくつかの点でデメリットがあると言えます。

そのため、転勤が決まった際には、しっかりと家族と話し合って、どのようにするのが一番良いか決めていくことが大切になります。
引っ越しなどの作業も意外に手間がかかるものですので、事前にうまく情報収集しながら、これからの転勤生活を上手に乗り越えていってくださいね。