メディカル・サービス(以下 MS)法人の税務基本原則vol.106

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

こんにちは。医業経営コンサルタント
原聡彦(はらとしひこ)です。

本日は、メディカル・サービス(以下 MS)法人の税務基本原則についてお伝えします。

(1)MS法人の概要と目的について
「診療と管理の分離」を指向し、単なる節税だけを目的としたものではなく、節税を手段として「よりよい医療」を指向した経営・税務の全般にわたる改善策を実現するためのトータルシステムです。

(2)MS法人の税務基本原則
1.第三者主義の原則

2.経済合理主義の原則
◇医薬品、診療材料の購買
第三者から購入する金額と乖離していないか。

◇リース取引
通常のリース会社からリースした場合の月額リース料額と乖離していないか。

◇請負業務
委託料は根拠をもっているか、費用負担が明確になっているか。

◇家賃収入
近隣の相場と乖離していないか。

税務調査時にMS法人と病医院の取引について問題となるケースが多いので上記の税務基本原則にそって取引をご検討頂くことをお勧めしたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。感謝!
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原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

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