従業員との信頼を高める実践事例vol.52

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

今回は従業員との信頼を高める実践事例をお伝えします。医療機関の院長に限らず多くの経営者、リーダーは、前向きな言葉で信頼という言葉をあまり口にしないで、極めて後ろ向きに使われているように思います。

例えば、「君を信頼して頼んだ仕事だから・・・。」「君ならきちんとやってくれると思って信頼しているんだから・・・。」などの使い方が多いと思いますが、このような言葉をかけられた従業員は、おそらく、「へまをするなよ!」と言われているようにしか聞こえません(私も経験はございますが・・・)。

これでは、励ましにもならないし従業員から信頼を得ることはできないでしょう。

それでは、従業員の信頼を高める具体的な方法を私どものご支援事例でお伝えします。
1. 従業員への敬意を持つ。
2. 言い方に気をつける。
3. やると言ったことは何がなんでもやる。
4. 開かれたコミュニケーションをとる。
5. 相手の意見・理由を知り我慢強く思いやりをもって聴く。
6. 皮肉は、従業員への思いやりの欠如を表すものでしかないので言わない。
7. 従業員のよいところを見つけそれを口にしよう(長所を伸展させる)。
8. 信頼とは双方向のものと認識する。
9. 自分に正直になる。
10. 人間的な面を見せる。

以上、従業員の信頼を高める具体的な方法をお伝えしました。

上記の1~10、一つでも継続して実践すると例外なく、従業員との信頼関係を高まっているのを目の当たりにしてきましたので私自身もチャレンジしていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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原聡彦
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原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

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