入りを計って出ずるを制すvol.49

原聡彦

原聡彦

テーマ:医療経営の処方箋

今回は、医療業を倒産させないための「入りを計って出ずるを制す」についてお伝えします。

まずは、倒産した会社の経営者が語った倒産要因をまとめました。
1.利益性の原則を理解しないで事業展開していた。
2.生産性を考慮せず従業員を増やしすぎた。
3.過大に設備投資(多店舗展開)をしすぎた。
4.知らない間に固定費が高くなり高止まり状態が続いた。
5.意見忠告してくれる人の情報・アドバイスに聴く耳を持たなかった。
6.見栄と虚栄の塊であった。

上記の要因を見て感じることは、倒産する会社の経営者の共通点は数値データを軽視していた事です。

よちよち歩きの経営者2年生の私が言うのもおこがましい話ですが、会社を倒産させないためには、「入りを計って出ずるを制す」という事に集約されていると思います。私は優秀な経営者が実践している事を真似て次の事を実践しています。
「入りを計る」→【今の売上確保すること】と【将来の売上確保する】ための政策を考え実行する。

「出ずるを制す」→ローコスト管理を徹底する。「入り」が少なければ「出ずる」を限りなく抑える事です。

私の会社は、まだまだ発展途上ではありますが、創業当時からお客様の期待に応えるため(お客様を守るため)には会社の倒産は合ってはならない事と考えています。だからこそ「入りを計って出ずるを制す」をトコトン続けて実践していきます。

ぜひ、医療機関の経営者の方も自院を倒産させないために数値データを軽視せず「入りを計って出ずるを制す」を実践頂きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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原聡彦
専門家

原聡彦(医業経営コンサルタント)

合同会社 MASパートナーズ

院外事務長(事務長代行)、院長夫人コーチング、医療法人運営サポート、医院開業支援など、院長先生の経営のブレーンとして財務と人事の面から健全経営を継続できる環境づくりをサポートいたします。

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