”ポッコリお腹”は〇〇が原因!?整体で内臓から引き締めよう!

東角剛司

東角剛司

テーマ:ダイエット

みなさん、こんにちは!
こころ鍼灸整骨院の東角です。

「最近、下腹がなんだかぽっこりしてきた…」

「食事に気をつけても、お腹だけがなかなか凹まない…」

そんな「ぽっこりお腹」に関するお悩み、抱えていませんか?

多くの方が、ぽっこりお腹の原因を「食べ過ぎ」や「運動不足による脂肪の蓄積」だけだと考えがちです。
もちろん、それらも大きな要因の一つではあります。

しかし、実は「ぽっこりお腹」の隠れた原因として、体の内側、特に「内臓の位置」や「骨盤の歪み」が深く関わっているケースが少なくないのです。

今回は、そんな「ぽっこりお腹」の意外な原因と、整体を通じて体の内側からアプローチし、スッキリとしたお腹を目指す方法について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

ぽっこりお腹の「定番」原因、まずはチェック!

多くの方が「ぽっこりお腹の原因」としてまず思い浮かべるのは、やはり「脂肪」ですよね。

皮下脂肪: 皮膚のすぐ下につく脂肪で、手でつまむことができるのが特徴です。

内臓脂肪: お腹の中の臓器の周りにつく脂肪です。男性につきやすく、生活習慣病との関連も深いと言われています。


これらの脂肪が増える主な原因は、

カロリーの摂りすぎ: 消費カロリーよりも摂取カロリーが多い状態が続くと、余ったエネルギーが脂肪として蓄えられます。

運動不足: 筋肉量が減ると基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)が低下し、脂肪が燃焼しにくくなります。

これらは確かにぽっこりお腹の大きな原因です。
しかし、これらに気をつけていても、「なぜかお腹だけが…」という方は、次の「意外な原因」も疑ってみる必要があるかもしれません。

驚きの真相!?ぽっこりお腹を引き起こす「〇〇」とは?

食事や運動に気をつけているのに、なぜか下腹部だけがぽっこり…。
その原因は、もしかしたら「〇〇」にあるのかもしれません。

その1:体の土台「骨盤の歪み」が内臓を垂れさせる!?

私たちの体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っているのが「骨盤」です。この骨盤は、日常生活のさまざまな癖や習慣によって、知らず知らずのうちに歪んでしまうことがあります。

例えば、

  • いつも同じ側の肩にバッグをかける
  • 椅子に座るときに足を組む
  • 片足に重心をかけて立つことが多い
  • 猫背や反り腰の姿勢が習慣になっている

などが挙げられます。

骨盤が歪むと、骨盤が本来持っている「内臓を正しい位置で支える」という受け皿としての機能が低下してしまいます。
骨盤が前に傾いたり(反り腰の原因にもなります)、左右に傾いたり、開いてしまったりすると、その中や上に乗っている胃や腸などの内臓が、本来あるべき位置よりも下に垂れ下がってしまうことがありますが、これを「内臓下垂(ないぞうかすい)」と言います。

内臓が下に下がると、下腹部が物理的に「ぽっこり」と前に突き出てしまうのです。
いくら腹筋運動を頑張っても、内側の内臓が下がったままでは、なかなかスッキリとしたお腹にはなりません。



その2:機能低下した「インナーマッスル」が内臓を支えきれない!?

私たちの体の奥深くには、「インナーマッスル」と呼ばれる筋肉群があります。
これは、姿勢を保持したり、関節を安定させたり、そして内臓を正しい位置に保ったりする、いわば「天然のコルセット」のような重要な役割を担っています。

代表的なインナーマッスルには、腹横筋(ふくおうきん)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)、横隔膜(おうかくまく)などがありますが、これらのインナーマッスルが、運動不足や悪い姿勢、加齢などによって弱ってしまったり、うまく使えなくなってしまったりするとどうなるでしょうか?
「天然のコルセット」が緩んでしまい、内臓を正しい位置で支えきれなくなるのです。

その結果、内臓が下垂しやすくなり、ぽっこりお腹の原因の一つとなってしまいます。



その3:「便秘」や「ガスの溜まり」がお腹を張らせる!?

ぽっこりお腹の原因は、脂肪や内臓下垂だけでなく、「お腹の中身」が原因であることも考えられます。

慢性的な便秘: 便が腸内に長期間溜まっていると、お腹が張って苦しくなり、見た目にもぽっこりとした印象を与えます。

腸内ガスの発生: 腸内環境が悪玉菌優位になると、異常発酵によってガスが発生しやすくなります。このガスが腸内に溜まることでも、お腹が張ってぽっこりして見えることがあります。

これらの「お腹の中身」の問題も、実は骨盤の歪みやインナーマッスルの機能低下と無関係ではありません。
骨盤が歪むと内臓の働きが悪くなりやすく、インナーマッスルが弱いと腹圧をうまくコントロールできず、排便を促す力が弱まることがあるからです。

ぽっこりお腹は見た目だけじゃない!?体に潜むその他の影響

ぽっこりお腹は、単に「見た目が気になる」という美容面の問題だけではありません。
体の不調のサインである可能性も考えられます。

腰痛や肩こりの原因に:
骨盤が歪んだり、内臓が下垂したりすると、体の重心バランスが崩れやすくなります。それを補おうとして、腰や背中、肩の筋肉に余計な負担がかかり、慢性的な腰痛や肩こりを引き起こすことがあります。


代謝の低下:
内臓の位置がずれたり、働きが悪くなったりすると、基礎代謝が低下しやすくなります。その結果、エネルギーを消費しにくい「痩せにくい体質」になってしまう可能性があります。


冷えやむくみ:
骨盤周りの血行やリンパの流れが悪くなることで、下半身の冷えやむくみが生じやすくなることがあります。


婦人科系の不調:
女性の場合、骨盤内には子宮や卵巣といった重要な臓器があります。骨盤の歪みがこれらの臓器に影響を与え、生理痛や生理不順といった婦人科系の不調を引き起こす可能性も指摘されています。


このように、ぽっこりお腹は、体全体のバランスの乱れや、さまざまな不調の「氷山の一角」であるかもしれないのです。

まとめ:ぽっこりお腹は体からのサイン!内側から整えてスッキリを目指そう

さて、今回は「”ポッコリお腹”は〇〇が原因!?」というテーマでお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「運動不足や食べ過ぎだけが原因じゃなかったんだ!」と、新たな発見があったかもしれませんね。

では、今日のポイントをまとめます。

・ぽっこりお腹の意外な原因として、「骨盤の歪みによる内臓下垂」や「インナーマッスルの機能低下」、「便秘やガスの溜まり」などが存在すること。

・骨盤が歪むと、内臓を支える機能が低下し、結果として下腹部がぽっこりと前に出てしまう場合がある。

・インナーマッスルが弱くなると、内臓を適切に支えきれず、これがぽっこりお腹の一因となる。

・ぽっこりお腹は、腰痛や肩こり、代謝の低下、冷えやむくみ、さらには婦人科系の不調など、他の体の不調を示すサインである可能性も。

もし、あなたが「ぽっこりお腹」に長年悩んでいるなら、一度、体の専門家にご自身の体の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。

それは、スッキリとしたお腹と、健康で快適な毎日を手に入れるための、大切な一歩になるかもしれません。

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東角剛司
専門家

東角剛司(柔道整復師・はり師・きゅう師)

こころ鍼灸整骨院

構造医学の視点から、個々の体の動かし方に合わせて骨格を整えます。肩や腰などの慢性的な痛みに向き合い、整骨院に通わずに済む健康な体づくりをサポート。実務者向けのセミナーも開催しています。

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