洋食のテーブルマナーの基本 美味しいの姿が残念になる瞬間―カトラリーの先が上がる事
カトラリーを動かすことの テーブルマナーがあれば
カトラリーを置くときのテーブルマナーもあります
”なんとなく” 置くのではなく 自信を持って キチンと置きたいですよね
レストと終了のサインについて
まずは ここでは 食事中にカトラリーを置く事を ”レスト”のサイン 食事後に置く事を ”終了”のサイン と致しましょう
置き方もそうですが、沢山の生徒さんを見ていて 思う事は 食事中にカトラリーを休めない ”レスト”のサインが少ないことです
持ち続けるからこそ 振り回したり カトラリーの先が上がるものです
たまには カトラリーを休ませてあげましょう
食事中 カトラリーのレストのサイン
さて、食事中のカトラリーの置き方 ”レスト”のサインですが
それも見たことのある ”レスト”のサインですね
実は どれも正解
ですが
一番上は イギリス式
2番目は フランス式
3番目は アメリカ式
イギリス式や フランス式は カトラリーが 御皿の上に乗りきっています
これは 落とした時用に カトラリーの予備が 御皿の横にありますので 縁に掛けるような アメリカ式にすると 予備が邪魔になってしまいます
では アメリカでは? そう、カトラリーは 最初から最後まで同じものを使う習慣があったことから 予備を置かない ということで 縁に掛けられたのです
さらに 結婚式や 大きなパーティーなどで コースのすべてのカトラリーを並べるのは 実は 大人数の時の略式
本来は 一皿一皿 カトラリーを差し替える方法が 変えるサービスマンが 十二分にいるレストランでは 格の高いサービス
され、”レスト”のサインに戻りましょう
よく見受けられるのは ナイフの刃の向き
ナイフの刃は、危険なものと考えられていて(昔は かなりシャープなものも使われていたことから)人のいる方には向けない
ですので、外向きではなく 内向き(自分の方に向いている)にしましょう
食後 終了のサイン
”終了”のサイン についてお話しましょう
さあこれも お国によって 違うことは お分かりですね
レストと同じように
一番上が イギリス式
2番目 フランス式
3番目は その他の国でよく使われる方法
勿論 元イギリス領 フランス領などで 影響を受けていることが大いにあります
まとめ
”レスト”のサイン は 同じ御皿で 色々な置き方をしない というのも お忘れなく
サインというのは 無駄な会話をなくす効果もあれば サービスをスムーズにする
また会話を止めなくて良い
様々な意味があります
無言のサイン を 知っていって頂ければと存じます