大人の教養5 お葬式のしきたりとマナー
教養とは 学問や知識を身に付けることによって備わる、心の豊かさ
では、身に付ける と 一言で言って どういうことでしょうか?
昨今では、情報が簡単に手に入り また、その知識が 不確定なもの という認識もあります
そんな不確定な情報だけを頭に入れていても、いざというときには この ”不確定” というものが、不安になり 行動に起こせなく 残念な気持ちになる方も多いのではないでしょうか?
気付いた事 と 知っている 事と 身に付くことは確実に違う
では、それぞれ、身に付く という状態に至るまで、どんな過程があるのでしょうか?
例えば、何かの場面で 不安になる わからなくて人を見る お葬式の場面など、不意に また急に行くことになり 方法や正しい行為が分からなくなる
そこで、
気付き
が生まれるわけです
そこから、正しい知識を
知る
に至ります
ここでは、本当に正しい道を照らしてくれる 師 を持つことが大切になります
無責任な情報や 時代に流され過ぎた情報でなく 本質を突いた 教え を得る
知って、終わりにしない事
これは、知っているだけで ”できる” ではないことを心に留める
ここからは、反復練習 手早く さっと できる にすると それは、手早く さっと 忘れる ものになり
身に付きには、至りません
また、ゴールのあるものでもありません
場面が違えば、緊張感も違う どんなときにも、自然に 無意識でもできるようにならなければ
本来 たとえにした お葬式の場 では、自分の行動が出来ればいいのではなく
本来 駆け付けた 遺族をお慰めする 故人との最後のお別れをする などの行為まで至らないのです
自分の事 自分の振舞いだけで、いっぱい、いっぱいになっているようでは、できただけで、身に付きも不十分です
そのためにも、沢山の反復練習を 根気よくすることが、本来の目的であることを、遂行できる
また、全うできるようになるのです
面倒だ と思う方もいるかもしれませんが、何の為に そこに行ったのか その目的を果たせるように 何事も ”身につける” まで、行い、自分のものにすること、大切だと 感じてほしいものです
現代は、何事もスピード勝負 のような風潮もあります
もちろん、ビジネスの場では、それは大切ですし、重要な事だと思います
でも、人との御付き合いを考えた時に、また、違うフィールドでは、教養として身につけるからこそ、心の豊かさが生まれるものです
教養は、必要になってから、身につけるのではなく 必要な時に出せる引き出しを沢山持つこと
そして、その引き出しは、 気付きでもなく 知るでもなく 出来るでもなく
身に付いたもの が入っているように
その引き出しの多さこそが 心の豊かさであり 教養の深みでもあり 人生の愉しみを知る鍵でもあると思います
こんな知識は、私の生活の中には、要らないもの と 決めつけずに
それを知っているからこそ、本や映画のシーンも よく理解でき、楽しくなることもあります
実生活に直結しているものだけでなく 沢山のものを 身につけていくことは、人を歓ばせ また、自分にも返ってくることを、知っているのが大人の教養の一つではないでしょうか?
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