上品なようで間違いがちなテーブルマナー5 手皿ー食べ物を口に運ぶ際 手で受ける 手を添えること
ケーキを頂くその前に
ケーキフィルム(ケーキの周りのセロハンのようなもの)を
手で
取ってらっしゃる姿
その後の食べ方が良くても、最初の第一印象が幼さが残りますね
品格あるテーブルマナーの基本として、幼さの残る食べ方をしない
というルールがあります
どうして、幼さが残ることが、良くないのか・・・
それは、幼少のころは、まだ理性が確立していないため、人間の本能が先に立ちます
食欲
生き物の三大本能の一つですよね
この三大本能をむき出しにすることは、理性と自制心が低い証拠 = 幼さ
赤ちゃんなら、お腹が減ったら、泣き出します
小さなお子様も、お腹が減ったら、駄々をこねたり、怒りっぽくなったり 泣いたりしますよね
同じように、早く食べたいから、手でぱぱっとケーキフィルムを取ってしまうと
食欲が前に出過ぎているように映ります
品格のあるテーブルマナーは、そんな食欲が前に出過ぎない、落ち着いた食事方法であると言えますね
では、どうすればよいのか・・・
上の写真のように、パスタを巻くようにケーキフィルムもフォークで巻いていきます
ポイントは、クリームが付いた面を内側にまくこと
それを向こう側に置いた折に、御皿を汚しませんよね
また、御皿のリム(縁の飾り部分、少し上がったところ)は、ものをのせてはいけません
装飾を施す部分ですので、カトラリーを当てないように
ものをのせたりしない事も、大切に扱う心使いですよね
是非、お試しくださいませ
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