上品なようで間違いがちなテーブルマナー6 ケーキを食べるその前に ケーキを巻いているセロハンの外し方

石田宙子

石田宙子

テーマ:品格ある西洋料理のテーブルマナー

ケーキを頂くその前に
ケーキフィルム

ケーキフィルム(ケーキの周りのセロハンのようなもの)を

手で

取ってらっしゃる姿
その後の食べ方が良くても、最初の第一印象が幼さが残りますね
品格あるテーブルマナーの基本として、幼さの残る食べ方をしない
というルールがあります
どうして、幼さが残ることが、良くないのか・・・
それは、幼少のころは、まだ理性が確立していないため、人間の本能が先に立ちます

食欲

生き物の三大本能の一つですよね
この三大本能をむき出しにすることは、理性と自制心が低い証拠 = 幼さ
赤ちゃんなら、お腹が減ったら、泣き出します
小さなお子様も、お腹が減ったら、駄々をこねたり、怒りっぽくなったり 泣いたりしますよね
同じように、早く食べたいから、手でぱぱっとケーキフィルムを取ってしまうと
食欲が前に出過ぎているように映ります
品格のあるテーブルマナーは、そんな食欲が前に出過ぎない、落ち着いた食事方法であると言えますね

では、どうすればよいのか・・・
上の写真のように、パスタを巻くようにケーキフィルムもフォークで巻いていきます
ポイントは、クリームが付いた面を内側にまくこと
それを向こう側に置いた折に、御皿を汚しませんよね

また、御皿のリム(縁の飾り部分、少し上がったところ)は、ものをのせてはいけません
装飾を施す部分ですので、カトラリーを当てないように
ものをのせたりしない事も、大切に扱う心使いですよね

是非、お試しくださいませ

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石田宙子
専門家

石田宙子(マナー講師)

北浜サロン

和の立ち居振る舞いから、国際社会で通用するプロトコールまで、大人の日本人として美しい所作と心のゆとりを身に着けるための稽古を基本から丁寧に、少人数制で行います。

石田宙子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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