ダイヤモンドが生み出す家族の絆
こんにちわ!相談できる宝石屋 越野 泰明です。
昨日、とある著名なジュエリーデザイナーさん主催のパーティーに参加させて
いただきました。
その方のお話でとても心にジーんと来たものがあったので受け売りですが
ご紹介させていただきます。
記憶に新しい、昨年3月の東日本大震災。
多くの方が犠牲になられる忌まわしい出来事でした。
当時、学校の卒業式を控えてた一人の少女。幸い震災の犠牲になることは
なかったのですが、最愛のお母さまが津波の犠牲となりかえらぬ人となってしまいました。
泥だらけになった自宅。その中から見つかったのがお母さまが大切にしてたという宝石箱。
そして泥だらけになった宝石が。。
汚れをふき取り、そして指に着けてみたそうです。
絶望に暮れてた、そのときに輝くその指輪。
最愛のお母さまが残してくれたプレゼント。
サイズの合わないその指輪をつけて卒業式にのぞまれたそうです。
きっと天国のお母さまは喜んでおられるでしょうね。
自分が生きてきた証を何か形にして、愛する人に託す。
素晴らしいジュエリーのおはなしですね。
ジュエリーの価値を再確認させていただける。そんな話でした。