なぜ睡眠教育を企業研修や教育の現場に導入しないのか?
そろそろ通常業務を開始する企業が多いかと思います。
社員のパフォーマンスが不安定な企業は、問題が生じやすく、
経営に直接影響を与える要因となります。
特に、お盆休みなどの長期休暇や連休後には、
社員のパフォーマンス低下やケアレスミス、
業務効率の低下が見られることが多いです。
この現象は、主に睡眠リズムの乱れが原因であると考えられます。
恐らく、「心身のリフレッシュ」を目的とした「遅寝遅起き」の習慣が、
睡眠リズムの崩れを引き起こし、パフォーマンスの低下を招いていると推測します。
「遅寝遅起き」によって生じる睡眠リズムの乱れは、
「ソーシャルジェットラグ」と呼ばれ、
平日と休日での就寝・起床の生活リズムのズレを指します。
日本語では「社会的時差ぼけ」と訳されることもあります。
平日は規則正しく起床している一方で、週末には寝だめを行うことで体内時計にズレをつくります。
このズレが大きくなると、時差ぼけのような状態が生まれ、眠りにつく時間が不規則になります。
以前は「睡眠は個人の問題」として捉われていました。
しかし現在では、睡眠教育が企業の利益だけでなく、社員の健康維持や向上を目的とした重要な取り組みであると認識されています。
睡眠不足は以下のような健康問題を引き起こす可能性があります
1.生活習慣病: 高血圧や糖尿病などのリスクが増大します。
2.睡眠障害: 不眠や過眠など、睡眠の質が低下します。
3.睡眠時無呼吸症候群: 睡眠中に呼吸が止まることにより、深い睡眠が得られません。
4.メンタル疾患: 不安やうつ病など、精神的な健康にも影響を及ぼします。
5.三大疾病との関連: 重症化すると、心筋梗塞や脳卒中、癌などの三大疾病のリスクが高まることもあります。
これらの健康問題が進行すると、社員の生産性が低下し、企業にとって不要な支出が発生することが予想されます。
そのため、社員一人ひとりが健康で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、
睡眠教育の導入をお勧めします。
先ずはご相談だけでもお待ちしております。