夏休み特集 「サウナブームの裏側:極上の眠りか、眠れぬ夜か」
夏の賞与が支給され、社員の間に喜びと不満が交錯していることでしょう。
期待以上の評価を受け、賞与が増えたことに喜ぶ社員もいれば、
期待に届かず不満を感じる社員もいます。
過去には、過去最大の営業成績を残したにも関わず、
不公平な評価を受けた経験者としては、なんとも複雑な季節です。
現在、職業ドライバーは運行前点検でアルコールチェックを機械で行い、
睡眠については口頭で確認を行っています。
一方、一般企業の従業員については、危険を伴う作業以外では健康チェックや
睡眠確認はほとんど行われていないのが現状です。
仮に質問されても、
「はい、寝不足です」や「起きるのがつらいです」と正直に答える人は少ないでしょう。
しかし、睡眠は健康管理の一環として非常に重要です。
企業が真剣に睡眠管理を導入すれば、
生活習慣病の予防やその悪化防止に大きな効果が期待できます。
もちろん、企業の管理範囲を超えていると厳しい意見もあるかもしれませんが、
もし睡眠に問題を抱える従業員がプレゼンティズムやワークエンゲージメント
に影響を与え、ひいては事業の利益に直結しているとすればどうでしょう。
一人が睡眠改善で生活習慣病予防に取り組めば
①健康
②良い睡眠でパフォーマンスUP
③免疫力UP 感染症予防
④ミスの予防
⑤医療費削減
企業にとっても従業員にとっても価値ある効果だと考えます。
従業員の評価は、
健康でなおかつよく眠れている本来のパフォーマンスなのか
という視点も必要なのではないかと考えます。
ぜひ、睡眠教育を企業研修で始めましょう。