「また一緒にゴルフをしよう!」と言われる人になりたい!
良い記憶を残して郷愁にふける・・・
年長者が若者に対してよくつぶやく言葉、飲み会などでよく聞かれる言葉、
「昔は良かった」
この言葉は、現在だけに限った言葉ではなく、いにしえから延々と言われ続けてきた言葉ではないでしょうか?
つまり、「昔は良かった」と言っている人も、その前の世代の人に同じように言われ続けてきたと思うのですが、違いますか?
本当に昔がそんなに良かったのかと言えば、決してそうは思いません。
たとえば、団塊の世代の方々にとっては、昔は物質的にも豊かではなく、苦労も多かったと思います。
社会人になると、休みも少なく、長時間残業も当たり前という中で働いてこられたはずです。
それに対して、今は不景気ながらも「ゆとりの時代」。残業も減りました。
パソコン、インターネット、携帯電話などITの出現により、あきらかに生活は便利になっています。
それでも、「昔は良かった」と言えるのは、それがすでに過ぎ去ったことであるがゆえに、「よくあの時代を乗り切ったな」と自分をほめてやりたい感慨にふけっている場合と、記憶の中では、よい記憶だけが残って、嫌なことは忘れてしまっている場合とがあるのではないでしょうか。
あるいは、歳を重ねてくると、若者たちや時代に置いてきぼりにされるのではという不安が首をもたげてきます。だから「昔は良かった」という一言を出すことによって、「君たちは知らないだろうけど」という優越感を示すことができます。
つまり、これらの不安から逃れ、自分を肯定することができるのです。
現状と将来に対する不安感が入り交って、不安からの逃避、すなわち閉塞感を感じている現実の生活について考えないようにしたいという心理も働いているでしょう。
ノスタルジックな「昔のゴルフ場は良かった」は聞きたくありません
「昔は良かった」は、ゴルフ場の経営に携わっていますと、バブル期ゴルフブームのゴルフ場運営を知っている方々から、しみじみと口癖のように聞く言葉です。ただ「あの頃は、あまりに多くの来場者で、昼休憩3時間待ちや日没で最後までプレーできない人も当たり前のようにいた」と続きます。
この話を聞くたび、「昔が異常」なのであって、あきらかにサービス業としては「現在の状態が普通」です。
ただし、このゴルフ場業界、そうも言ってはいられません。
ゴルフ年齢の高齢化による、さらなるゴルフ人口の減少で、今後、需給バランスはますます崩れます。
そして多くのゴルフ場が、会員の皆様に多大な迷惑をかけ続けていながら、未だ完全に清算できていない“負の遺産”。
2020年の東京オリンピックまでの5年の間でも、どうなるのか全く予断を許さない状況が続きます。
以前のような空前のゴルフブームは、いくらノスタルジックに思ってみても、決して、絶対に、二度と来ることはありません。
それよりも前を見て進まないと!!
「近頃の若いゴルファーは」・・・で、どうします?
「昔はよかった」と同じように、よく使われる言葉に「近頃の若い者は」があります。
この言葉を発した人も、その前の世代から同じように言われてきたのではないでしょうか?
年長者が若い者に対して軽侮の気持ちを表すときに使う言葉ですが、新しいものを受け入れられなくなった自分に対しての嘲笑の念も少なからず込められているのかもしれません。
これまたゴルフでも同じ。
「近頃の若いゴルファーは」という言葉を発する、ゴルフマナーやルールに厳格なベテランゴルファーの方が多いのではないでしょうか。言葉に発しなくても、心の中で思われている人も多いはず。
とくに身だしなみやスロープレー、打ち込みなどについての意見を多く聞きます。
「近頃のゴルファーは」の話になったときに、よくお聞きすると
「昔は上司に厳しく身だしなみやゴルフマナーを教わった」
「連れて行ってくれた、そのゴルフ場の会員にマナーやルールを教えてもらった」
という話をしてくれます。
それであれば、現状を嘆いてばかりでなく、ぜひ「近頃の若いゴルファー」が理解できるように、ゴルフのルールやマナーを教えてあげて欲しいと思います。
最近の若い初心者・初級者ゴルファーの方は、友人同士でプレーする場合が多く、マナーやルールを誰にも教わっていない可能性があります。
ゴルフレッスンで技術指導は受けても、ルールやマナーの指導を受けていない可能性もあります。
知らなければ、当然できません。
“昔のように”を知っている人が、知らない人に教えてあげてください!
ビジネスマナーは社会人新人研修で学べますが、ゴルフマナーは学ぶ機会すらありません。
ぜひ、ベテランゴルファーの皆様、会社の部下や初心者・初級者ゴルファーとご一緒されるときには、最低限必要なゴルフルールやマナーを分かりやすく指導していただくようにお願いします。
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