ゴルフのコンペとは

谷光高

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テーマ:ゴルフ競技やコンペの基礎知識&マナー

プライベートゴルフコンペについて

「コンペ」の本来の意味は、コンペティション(competition)の略で競争、競技会のことです。
ゴルフの競技会に使われる他にも、建築設計競技や複数人数の製品・作品の評価を競い合わせるデザインコンペなどにも「コンペ」という語は使われています。

ゴルファーにとって「コンペ」といえば、会社の上司同僚や友人や仲間など多くのゴルファーが集って、順位を競うけれども、公式の競技会ほど堅苦しくなく、ゴルフをワイワイ大勢で楽しむことが大前提とされています。

今、ゴルフコンペは多様化の時代となり、ゴルフ場では様々な種類のコンペが開催されるようになりました。
「社用コンペ」や「友達・仲間コンペ」、「家族・親族コンペ」、「同窓コンペ」、自治会などの「地域・地区コンペ」、ゴルフという趣味を通じて集う「同好会コンペ」など数多くあります。これらを総じて「プライベートコンペ」と呼んでいます。

その他には、会員限定の月例競技などゴルフ倶楽部の公式競技とは違って、誰でも参加できるゴルフ場主催の「オープンコンペ」やイベント会社主催の「オープンコンペ」なども開催されています。

現在、「同好会コンペ」などでは、SNSなどのサイトを利用してオンラインでグループをつくり、サイト上で告知をしてコンペを開催するという手法も多く取られるようになっています。また、各々の連絡手段としてメールやSNSを使うことにより、連絡のやり取りが昔と比べて格段に早くなり、計画からコンペ開催までが短期間で出来るようにもなりました。

ゴルフコンペの幹事はたいへん!

ゴルフ場主催の「オープンコンペ」は少なくとも場所と日時がすでに決まっていますが、「プライベートコンペ」では、開催場所や日時をはじめ、多くのことを決めていかなければなりません。その取りまとめをし、決定、実行していく人がゴルフコンペの「幹事さん」です。

ゴルフコンペの「幹事さん」の仕事は多岐に渡っています。

①趣旨を決める
②参加者を決める
③開催日を決める
④参加者の確認
⑤予算を決める
⑥ゴルフ場の選定
⑦ゴルフ場の予約
⑧会費の選定
⑨コンペの競技方法の選定
⑩案内状の作成
⑪組み合わせを決める
⑫コンペ賞品を用意
⑬コンペ当日朝の準備と様々な確認事項
⑭参加者の受付
⑮スタート前の開会式
⑯スコアの集計
⑰表彰式兼パーティーの開催

プライベートコンペ開催の3~6か月前から始動し、これら17もの役目をこなしてようやく任務完了となります。たいへんな仕事ですね。
ゴルフコンペ幹事のシゴト 企画編 
ゴルフコンペ幹事のシゴト 準備編
ゴルフコンペ幹事のシゴト 当日編

「幹事さん」に協力しよう!

コンペに参加する皆様は、ぜひ「幹事さん」の言うことをよく聞いて、滞りなくコンペが進行していくように協力しましょう。それもゴルフのマナーです。

◆コンペの案内が来たら、速やかに出欠の返事をしましょう。
◆出来る限り参加しましょう。
◆体調管理などに努め、出来る限りキャンセルをしないようにしましょう。
◆コンペ当日は集合時間ぎりぎりに到着しないように余裕を持って出発しましょう。
◆トラブルにより、集合時間に遅れそうなときには、できるだけ早く幹事さんかゴルフ場に連絡をいれるようにしましょう。
◆スタート前に全員集合する場合、集合時間前に決められた場所にいるようにしましょう。
◆スタート時間、ラウンドペースは守るようにしましょう。

これらは、「幹事さん」へのお思いやりであり、幹事さんに無駄な苦労や心配を掛けないようにする大切なマナーです。たまにしかゴルフコンペに参加されない人も覚えておいてくださいね。
⇒幹事さんに協力しましょう!ゴルフコンペを楽しむための心得マナー
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谷光高
専門家

谷光高(ゴルフ場経営者)

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

一部の人が楽しむゴルフから、誰もが気軽に楽しめるゴルフへ。日本のゴルフ文化を変えるため、ゴルフ初心者へのサポートや子どもたちへのレッスン、学校の授業などを行い、初心者にゴルフを楽しむ機会を提供している

谷光高プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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