ゴルフグローブを使おう！

2014年11月22日公開 / 2019年1月2日更新

テーマ：ゴルフの服装マナー

コラムカテゴリ：趣味

プロゴルファーを見ていると、ゴルフのグローブをまったくしない人も中にはいますが、グローブはクラブがすべったりすることを防ぎ、また手にかかる負荷を和らげる効果があります。これらの効果を考えると、初心者の皆様にはゴルフ専用のグローブをはめてプレーすることをお勧めします。

通常、右打ちの人は左手のみに着用します。以前は女性用に多かったのですが、最近では冬の寒さ対策など手を守る観点から、男女問わず両手用グローブも数多く販売されています。

グローブはクラブと手をつないでくれる大事なアイテムです。サイズがあっていないグローブをはめてスイングをすると素手でスイングしたときよりもヘッドスピードが落ちるという研究結果もあるそうです。しっかりと選ぶようにしましょう。

ゴルフグローブの種類

グローブは、大きく分けて天然皮革と合成（人工）皮革のものがあります。

■特徴を比較
・グリップ力（滑りにくさ）：天然皮革○
・着け心地やフィット感：天然皮革○
・耐久性：合成皮革○
・価格：合成皮革○
・手入れ：合成皮革○

グローブのサイズ

誤解されがちなのですが、サイズ表記に書かれている数値は、手首から指先までの長さでははなく、手のひらを横に測った外周の部分を表しています。
グローブには全てサイズが表記されているので、まず自分の手の大きさにあうサイズのグローブをえらびます。サイズは男性物ですと21～26センチのサイズがラインナップされています。
指の長さは、モデルによって微妙に異なるので、サイズが合うものから自分の指の長さにフィットするものを選びましょう。

グリップ力

天然皮革は薄く柔らかいため伸縮性が高く、非常に手に馴染みます。合成皮革と比較した場合、グリップ力では、天然皮革が勝ります。しかし、合成皮革であっても、手のひら部など部分的に天然皮革を使っているタイプも存在します。

着け心地・フィット感

天然皮革は、吸湿性・放湿性に優れているのでムレにくいのも特徴です。合成皮革よりも勝っています。

耐久性

天然皮革は雨の日などに水分を多く吸った後、硬くなってしまいがちな事が欠点です。合成皮革は汚れやカビなどに強く、素材が部位によって均等であることで耐久性に優れています。
汗をかきやすい人は、耐久性に優れた合成皮革を選んでしまいがちですが、滑りやすくなるため、グリップ力を重視するならば天然皮革がお勧めです。

価格

合成皮革でも天然皮革でも安価なものは、１枚500円から1000円で販売していますが、一般的には合成皮革の方が安価です。
初心者のうちは耐久性の良いものを選んで購入しましょう。

お手入れ

■ 合成皮革のゴルフグローブのお手入れ方法
合成皮革は、気にせずどんどん洗濯してかまいません。30℃くらいのぬるま湯で、中性洗剤を使って手洗いします。洗ったあとは軽く絞って陰干ししておきます。

■ 天然皮革はできるだけ洗濯しない方がいい
天然皮革のゴルフグローブは洗濯してしまうと、油が抜けて柔軟性がなくなり、耐久性も失われてしまうことがあります。ですから天然皮革のゴルフグローブは、できるだけ洗濯しないのがおすすめです。

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ゴルフグローブを選ぶ基準は、自分の手に自然に馴染み、違和感なくクラブを振れることです。フィット感や扱い易さといった要素は、個々人のフィーリングに拠る所が大きいので、試着して手に馴染むものを選びましょう。

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