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コラム

ゴルフの上達に不可欠!パッティンググリーンのコンディションを知る

コースの情報収集(芝生や距離のこと)

2014年10月20日 / 2014年11月14日更新

コンディションの目安は「速さ」

パッティンググリーンのコンディションの目安としてよく言われるのが、「グリーンの速さ」です。
一般ゴルファーの間でもグリーンスピードは特に注目されており、「グリーンが遅い」「グリーンが速い」という会話はスタート前の練習グリーンでよく耳にします。
「グリーンが遅い!」というクレームはありますが、「グリーンが速い!」というクレームはありません。グリーンスピードが速ければ速いほど、一般のゴルファーには「整備された良いグリーン」と思われているように感じます。
ゴルフ場側も「高速グリーンに挑戦!!」などと、それをアピールポイントととしている風もあります。それを見るにつけ、グリーンキーパーには頭が下がる思いです。

パッティンググリーンをはじめ、ゴルフコースの芝の維持・管理を日々おこなっているのがグリーンキーパーです。短く刈り込んだグリーンの芝生は、繊細で弱いだけに、こまめに愛情をもって手塩にかけて育てます。また、天候や気温の状況が刻一刻と変わるなか、グリーンを日々観察して、芝生や土壌の状態を把握し、適期に最良の処置を施すことが重点課題となっています。まさに毎日が勝負であり、いつも良質なコース状態を提供するために失敗のないように懸命の努力がなされています。

スタート室前の掲示板に「本日のグリーンスピード」とともに「本日のグリーンの刈高」と「本日のグリーンコンパクション(硬度)」という表示とともに数字が書き記されているゴルフ場があります。

グリーンの速さは芝を刈りこむ高さに大きく左右されますが そのグリーン面の硬さ、いわゆる土中に含まれる空気や水分の量にも影響される。
プロのトーナメントでは 速いグリーンにするために早朝からグリーンの芝の刈る方向を変えて2回極限まで低く刈り込む「ダブルカット」をした上に、グリーンの表面を硬くして、さらに速さを増すために転圧ローラーをかけるといったことが一般的に行われています。

グリーンスピードとその測り方

そのグリーンの速さを測定するには「スティンプ・メーター(Stimpmeter)」という器具を用います。正確で簡単なためグリーンを仕上げるグリーンキーパーの必需品です。

①まずはグリーン上のできるだけ平坦な地点を選びます。より正確な数値を出すためには、3m四方以上の平坦な面積が必要となりますが、なかなかそこまで平坦なパッティンググリーンはありません。計測する場所選びが最大のポイントとなります。
②器具を使って3個のボールを往復に転がし、その平均距離でグリーンの速さを表します。器具の手前にある窪みにボールを置き、先端をグリーンに置いて、地面と30度程度までゆっくりと持ち上げていきます。するとボールは動き出しグリーンを転がります。
                               
グリーンの速さはフィート(feet)で表しますので、メートル法の巻尺を使っている場合は、フィートに換算して表示します。
※1フィート = 30.48 センチメートル
◆グリーンスピードの数値は、一般で8フィート前後、プロツアーで10フィート前後、ちなみに、マスターズや全米オープンでは13フィート以上になるといいますが、いうまでもなく平坦地の測定値であって傾斜地はこの比ではありません。

芝を短く刈り続け、表面が固い状態での「高速グリーン」を長期間保つことは、芝の健康には良くないので、一般的には11-12 フィートといったスピードのグリーンにお目にかかることはほとんどありません。

ちなみにスティンプメーターは、1937年にエドワード・スティンプソン (Edward Stimpson) という人が考案したので、その名前が付きました。 スティンプメーターはグリーンスピードを計測する以外に用途はありません。
1977年のUSオープンで初めて公式に使われるようになりました。
2012年にはUSGAが、メーターの裏面を利用し、狭い場所などでも測定できるよう改良した新型スティンプメーターを開発し、販売しています。

今ではインターネットなどで誰でも購入できるようになりました。

グリーンコンパクション(硬度)とその測り方

グリーンやフェアウェイなど (土壌) の硬さは、コンパクションメーターという 鉄針をグリーンに差してその時の負荷を (バネ仕掛けで) 測定して表示する機器で計測され、コンパクションという尺度で表示され、コンパクションの数値が大きいほどグリーンは硬いということになります。
硬さは本来、支持力強度(単位はN/㎠)で表されますが、針を刺すわけですから直接この数字が出るのではなく、地面に刺さった針の長さ即ち硬度指数(単位はmm)が示されます。
ここで間違いが起こりやすのが、例としてJGTO(日本ゴルフツアー機構)とLPGA(日本女子プロゴルフ協会)とでは、使う指標が異なっているということです。
JGTOでは支持力強度で表現していますが、LPGAでは硬度指数で示しています。

◆支持力強度(N/㎠)で表した場合、一般には11~12。プロのトーナメントでは12~14に設定されると言われています。10以下だと大きなピッチマークが出来ますが、14以上だとピッチマークは殆ど出来ないくらい硬いとも。

◆これを硬度指数(㎜)で表すと、一般には23.5~24。プロのトーナメントでは24~25に設定されると言われています。23以下だと大きなピッチマークが出来ますが、25以上だとピッチマークは殆ど出来ないくらい硬いということになります。

一般的によく使われている山中式土壌硬度計では両サイドに支持力強度と硬度指数と両方の目盛が付いているのでどちらでも表示はできます。
一般的に無単位での表示ということも気になりますし、やはりどちらかの指数に統一しておいて欲しいところです。

晴れた日が続けば グリーンは硬くなるし、雨の日の後は 軟らかくなります。
グリーンの硬さは、風の強い高台のグリーンが固くなりやすい傾向にあるなど、ホールによって、どうしてもバラつきがあります。さらに、硬い下りのグリーンでは ボールが非常に良く転がるから、スピードのコントロールが 特に難しくなります。コンパクションはアプローチでのグリーンの転がりにも影響し、柔らかい場合はボールが転がらず、硬い場合は転がり過ぎます。

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ラウンドの前に練習グリーンで練習する時には グリーンの速さだけでなく 硬さや芝目のことも考えてグリーンのコンディションを良く観察しておくことがスコアメイキングの鍵になります。その上で、スタート室前に表示されている数値と感覚を合わせていきましょう。

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