ゴルフ場レストランでの心くばり

谷光高

谷光高

テーマ:社会人に役立てて欲しい「ゴルフの効用」

日本のほとんどのゴルフ場クラブハウスには、付帯施設として「レストラン」があります。
まず9ホールをプレーして、一旦食事休憩をしてから後半の9ホールをプレーするというスタイルが、日本のゴルフ場では長い間一般的となってきました。近年、18ホールを休憩なしでプレーする「スループレー」も多くなってきて、レストランを利用しないプレーヤーもいらっしゃいますがまだまだ少数です。
レストランでは、前半9ホールの振り返りを同伴プレーヤーの皆様とワイワイ話しながら、楽しい食事の時間を過ごしていただきたいと思います。

レストランでのマナー

ゴルフ場のレストランにも、当然エチケットマナーがあります。
周囲のゴルファーへの配慮をお願いします。

ハーフプレー終了後の食事休憩時は、プレーの服装のままレストランへ行くことになるので、汗を拭いて服装や髪を一旦整えてから入るのがエチケットです。
レストランの座席には、帽子やサンバイザーを脱いで着席してください。レストラン入口に帽子掛けがありますので、利用するようにしましょう。

また首にタオルを掛けたままでクラブハウスやレストランに入るのはマナー違反ですので控えましょう。

レストランでの話し声の大きさはテーブル内に聞こえる程度で、他のテーブルと会話をしたいときは席を立っていって話しましょう。また立ったままでの長話しは控えるようにし、少し話が長くなりそうなときは、屈んで話をするように心掛けましょう。

また席についたまま携帯電話で大声を出しながら話をするのは当然控えなければなりません。

席を立ち、人気のないところで電話に出るようにしましょう。

大勢の同好の友人の方々が順々に食事をされます。周囲への心くばりを忘れないようにお願いします。

コンペで大人数の場合は、さらに配慮を

ゴルフコンペの幹事様はたくさんの仕事があり、とても大変です。
ゴルフ場の予約、値段交渉、メンバーの調整、賞品の調達などなど、まだまだたくさんあります。そんな幹事様にさらなるご苦労を与えないように、参加される方はモラルを持って行動するようにしましょう。

コンペで大人数になると、そのゴルフ場を貸し切っているような気分になると思います。しかし、コンペとは関係のない他プレーヤーも大勢いることを忘れないでしてください。

レストランでは、ひとつのテーブルにイスをたくさん持ち寄って宴会を始めるなどして、他のプレーヤーの迷惑にならないようにしましょう。椅子を持って隣のテーブルへ移動したり、大声ではしゃいだりすると、周囲への迷惑となることは、ちょっと考えれば分かることと思います。反対の立場だったらどう思うかを考えて行動するようにお願いします。

ゴルフ場レストランでの席次マナー

接待などで相手をどの席に座らせるか、その席次には決まったルールがあります。ゴルフ場のレストランの場合、普通とは逆にした方が良いと言われていますので、知っておいてください。

普通の席次は奥が上座となりますが、ゴルフ場レストランは、たいてい壁側がガラス張りで美しいコースの景色が楽しめるようになっています。この景色を楽しむためには手前側を上座と考えた方が自然です。また、この席次にはもう1つ理由があり、勝手の分かるメンバーが先に席についている場合、入り口に向かっていた方が後から来るゲストに分りやすく、またレストランの従業員に合図を送るにも都合がいいのです。

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谷光高
専門家

谷光高(ゴルフ場経営者)

新有馬開発株式会社(有馬カンツリー倶楽部)

一部の人が楽しむゴルフから、誰もが気軽に楽しめるゴルフへ。日本のゴルフ文化を変えるため、ゴルフ初心者へのサポートや子どもたちへのレッスン、学校の授業などを行い、初心者にゴルフを楽しむ機会を提供している

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