浜ちゃんの浮気に見る別れの潮時
私自身が「あ、この結婚失敗だったかな」と感じたのは、いつだったか、
はっきりは思い出せない
でも、薄々、そう感じた頃は、今にして思うと、随分と結婚生活の後半だった。
しかも、本当はもっと早くから感じていたのに、決断をわざと先送りにしていました。
当然、離婚をしたい人間なんていませんから、先送りは当然かもしれないけれど、当時は離婚を決意する事は自分の結婚相手の選択を間違えていたという自分への否定でした。
これは自信の喪失をいうより、自己否定です。
この自己否定は、今後の人生への自信喪失をした上で、次の一歩を踏み出さないといけないので、自己否定をしたくないのです。
自分の見る目が無かった。
自分の選んだ男は、たいした人じゃなかった、と人の事を言う前に、私の見る目も大したこと、なかったという事です。
その当時は、苦しみもがいていたので、自分で自分を叩くことはそれ以上、出来なかった。
だから、結婚生活を続けるには、ハンドルを握っているのは自分で、私の努力で道が開けると信じていた。
要は、人生、努力で何とかなると信じていました。
しかし、長い相談稼業の中で、見て来た事は、離婚する人は、誰が停めても離婚をする。要は離婚の崖っぷちに立っているので、後はGOサインだけなのです。
だから、相談に来られて、「また、よく考えてみます」と事務所を後にされて、「どうされているかなぁ?」と心配になった頃に「離婚しました」とケロッと明るいハガキを頂いたりします。
【人に話すことで考えの整理をしましょう】
逆に離婚する、すると言いながら、離婚しない人は、離婚の淵に立ってない人なのです。だから相談に来られた時には、開口一番に「離婚を考えています」と言いながら具体的な時期を描いているのかとなると
「子供の事を考えたら、離婚はしたくない」と言われます。
愚痴りたい気持ちは受け留めます。
でも、最初に「離婚したい」と聞いてしまうと、方向性は離婚と感じてしまいます。
まして、もしかその勢いが家庭で、夫にも伝わっていると、夫は妻が離婚に向いていると感じてしまいます。
強気で、つい、そのように言ってしまう気持ちは分かります。
でも、それが本心のように見えてしまうと、損をする事もあるのです。
むしろ、強気は「強がり」で発揮するべきです。
では強がりは、どのような場面で発揮するかというと、私のような悩み相談では、弱音を吐いて下さっていいのです。離婚も「したい」ではなく、「離婚したいほど苦しい」と言うなら分かります。
しかし、全ての人や場面において「離婚したい」と言ってしまうと、それが命を持って動き出します。
強気を出す相手やタイミングを間違えてはいけません。
【離婚を避けたい理由に子供は使うなかれ】
離婚をしたくない理由に、「子供が・・・」と言われますが、子供の存在は最初からある訳ですから、離婚宣言を夫にぶつけてから、子供を理由に離婚を撤回するのは、無理があります。
まして、離婚宣言をしてから、当方に苦しい胸の内をぶつけに、相談にくるのはありがたいですが、順番が違います。それは現場に火をつけてから、火事になったと相談に来るような物になります。
もちろん、そこまで火がつかないと、事の重大性に気付かないかもしれませんが、もし、万一、ご主人も離婚を考えている場合は 渡りに舟を与えてしまう事になりかねません。
私は、そこ迄、強気になれなかったので、最後の最後まで、離婚を考えた事はありません。
最初から、苦労はありましたが、離婚は考えられなかった。
普通の人なら離婚をするくらいの出来事が起きても、離婚はしたくなかった。
それは、今にして思えば、自分の見る目が間違っていたと認めるのが、怖かったに過ぎない。
ある意味、それはプライドでした。
でも、一転して、離婚を決意した時の理由も、やっぱりプライドでした。
同じプライドなのに、随分大きくシフトしました。
そのプライドとは、「私ともあろう者が、こんなくだらない苦労で人生を足止めしている場合じゃない」というプライドでした。
離婚を避けたい時も、プライド。
離婚を選択した時も、プライド。
【本物のプライド】
どちらが本物のプライドか、今なら、しっかり分かります。
しかし、悩みで苦しんでいる時は、泣きすぎて、目の前が涙で見えなくなっていたのですね。
何が正しいかは、私と元夫との組み合わせによります。
貴女のプライドをどのように発揮されるかは、貴女と貴女の夫との組み合わせによります。
何が普通で、何が正解かは、簡単には分かりませんがそういう答えを俯瞰に見る事が必要です。
では、今日は、ここまで。
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