芽を摘んでおくという考え方

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき



土に種を蒔いたと仮定します。
もう少し具体的に言うと、貴女の夫が、「不倫の花」という種を蒔いたとします。

その時に 貴女は その種が花を咲くまで待ちますか?
それとも、若い芽の内に,摘んでおきますか?

というのが、今日の課題です。

夫の浮気の初期の場合は、
種が育ち、新芽を出して、2つの若葉が土から顔を出したとします。

それを黙って成長するのを、見ていていいのですか?

様子をみるという事を言われる妻がいます。

【新芽を抜くのは簡単】



もちろん、色んな考え方があるので、誰も文句はいいません。
しかし、小さな芽の内は、ちょっと、
指で摘んで抜けば、簡単に芽を摘めます。

でも、反対に、ぐんぐん背を高くして、
大きな葉を付け伸びた幹は、目に見えなくても
その何倍も、根を深く、根を広げてもいます。



そうなってから、その木を抜くのは至難の業。
それでも抜けるなら、まだマシですが、
もっと成長して、大輪の花まで咲かせてしまったら、
もう、その花の美しさが、勿体なくなり、
ご主人の方も、抜こうなんて気にならなくなります。

つまり、花を咲かせたという、その花の実績に
なってしまい、やがて、それが力を持ちます。

これを、例えば「不倫の花」と名付けたとしたら、
妻であるあなたは、水をやるお手伝いはしないまでも
育つのを、ただ指をくわえて、眺めていたという事になります。

確かに、花は水をやらないと育たないから、そのうち、
しおれるだろうという考え方もあります。
でもね、外に咲く花は強いんです。

雑草なので、多少雨が降らずとも、成長するのです。

それに比べて家庭の中で育てた、観葉植物は、過保護なのです。
肥料に気を付け、
日照にも気を付け、水の量も多すぎてもいけない。
過保護過ぎても、育たないから、神経を使います。

一方で、外の雑草は逞しいのです。
摘んでも摘んでも、私の家の猫の額の庭も、毎年春には雑草だらけです。

コンクリートの間からも、芽を出します。
そういう逞しさは、企業戦士の男性にとっては
とても同類に感じて魅力的な事ってあるのです。

観葉植物か、雑草か、どちらが好きか、好みの話ではありません
どちらが正しいかという話でもありません。
時には、正しくなくても、刺激的なのです。

【花は美しいだけでは物足りない】


清く正しく、美しくと、真っすぐに成長した花もいいですが、
夫というオスにとっては、試練を潜り抜けた
花の方の、話を聞きたいのです。

さて、妻の貴女は、外のは、雑草だからと、放置しておきますか?
今日のコラムを読んで、「じゃ、雑草の浮気相手が正しいというの?」と
プンプン、怒っているようでは、単一思考過ぎます。

今日は、問題提議として質問を貴女に投げかけただけで終わります。
一度、よく考えてみて下さい。

では今日はここまで。

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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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