後ろめたさ
過去の浮気が、今を作ります
今日のタイトルは、ちょっとピンと来ないと思います。
今日のお話は、よく夫を「どうやって信じていいか、分からない」という相談を受けます。
そう言う方にアンケートを取ると、たいてい、夫は過去にも浮気をしていたと書かれている事が多いのです。
では、その結果はどうだったかと尋ねると、「知らない内に消滅していた」との事です。
つまり、妻の知らない所で、浮気は始まり、妻の知らない内に、終わっていたという事です。
何が言いたいかと言うと、全ては妻の見えない所に夫のソレは存在していたという訳で、妻が知らなかった事で平和を保てていたという事です。
それはある意味、大騒ぎしなかったので家庭の平和が保たれて来たという事です。
夫の浮気を知らなかった時代は、家庭が平和だったという事は、妻の貴女はその間は、夫を疑ってなかったという事です。
つまり疑わないという事で均衡を保てていたなら、平和の秘訣は、「信じる事」という事です。
さあ、ここまで読んでどう思いましたか?
◎ あ、これって私の事だわ
◎ 目隠しされた中の幸せって、偽物じゃん
◎ 気づくか、どうかじゃなく、それって本当の幸せとは言えない
◎ 夫は嘘をつき通して、家庭は守ってくれたんだ
・・・・・といろんな感想はあるでしょう
でも、もし今、夫の浮気問題で貴女が悩んでいるなら、それは、過去の浮気がお手本になっているということです。
人間は同じことを繰り返します。
そして過去の経験が、今を作り出しています
【夫の浮気の終焉は自然消滅なら】
過去の経験則が、今後にも活かされていくのです
つまり、夫に対して、何も疑わず、妻が浮気を知らない事が、一番波風が立たない事だとしたら
「夫を信じる」という事が平和の基本姿勢になります。
でも、ここではその幸せが本物か、どうかを問うているのではないのです
ここでは信じるにはどうしたらいいか?というご質問なのです。
と、言う事は、本質的に本物か、否かの事ではなく、信じるにはどうしたらいいか?というなら
見て見ぬふりをして蓋をするしかないのです。
ここまで、読んで頂くと、腹が立ってきませんか?
私なら「馬鹿にしているの?」と、ムカムカします。
誰も偽りの上に建ったお城なんていいとは思わないのです。
やはりお城はしっかりした足場の上に、頑丈なお堀りで囲まれたお城を信頼できるのです。
一見、綺麗に色どられたお城でも、足場の下も、砂で不安定なお城なんて安心できる訳がない。
これを「砂上の城」と呼びます。
つまり、信じるという事は、土台が必要なのです。
貴女が夫を信じたいのあれば、信じるに値する根拠が必要です。
【夫を信じられる4か条】
1、妻を愛してくれている
2、家庭を大事にしている。
3、子供にも愛情を注いでくれている
4、嘘をつかない
これが揃ってこそ、信じるに値する夫なのではないでしょうか?
夫を信じたいけれど、信じられないという場合は上記の1~4のどれかが欠けています。
また、貴女も妻を愛してくれないような夫を、貴女は愛せるでしょうか?
平和な家庭を存続していくには、最低限、妻を愛してくれている夫であることが最低限、必要だと思います。
夫が今現在、不倫をしている場合は、全力で妻を愛しているとは言えません。
だから、妻の貴女も夫を、愛しているというのは、どこか無理があるという事です。
その浮気相手の存在を、何とかしなくては真の幸せは訪れません。
でも、貴女の夫が過去にも浮気をしていて、それを妻が何も気づかなかった時代を貴女の夫は幸せと呼んでいます。
夫と妻の経験則で、幸せの定義が違うのです。
でも、もう知らない事が幸せじゃないと気付いたのなら、知る事にシフトチェンジして下さい。
偽りの生活に、蜂蜜を掛けた所で、甘くはなっても、本当の美味しさじゃなかったと気付いてほしいのです。
それを踏まえた上で「信じる」とはどういうことかを考えて下さい。
私は信じるという事は、「疑う余地がない」という事が本当の信頼だと思っています。
そう言う意味で、まだ夫の浮気が続いていたり、愛人の存在がある限り、本物の信頼は生まれません。
ここまで書くと、もうお分かりですね。
信じるテクニックなんてないのです。
夫を信じるには、それに裏付けされたエビデンスが必要となります。
そうした根拠もないのに、信じるにはどうしたらいいか?となるとそれは、もう・・・・・
「盲目の愛」と呼びます。
そしてそれは「無償の愛」です。
貴女が夫から愛情を返してもらったり、本当の愛を求めないなら盲目的に信じればいいのです。
そして、愛したからと言って、代償があると、期待をしなければいいのです。
こんな風に書くと、「このカウンセラーはなんてひどい事をいうのか?だったらカウンセラーなんて必要ないじゃん」と思われるでしょう。
そうです、見返りの無い愛なんて寂しすぎます。
夫婦である限り、愛し愛されが願う所です。
でも、残念ながら、人には色んなタイプがあって、貴女の夫の「愛の壺」が基から小さい事もあります。
愛人にその愛の壺を使い果たしていたら、妻には順番が回ってきませんから、夫の愛情の量が大きくても小さくても、妻に愛の蜂蜜を掛けて貰えるようにしなければなりません。
それには、浮気相手に愛の蜂蜜が行かないようにしないといけないし、
何なら、浮気相手の存在を置いたままにしては、夫の愛は中かな妻には向けられません。
この事をよく理解すれば、どうやって夫を信じればいいのか?何て愚かな考えは無くなります。
夫を信じるという事は、テクニックや、ハウツーで学ぶものではなく、問題を解決した後の
結果でしかないのです。
結論から言いますと、浮気問題が未解決の内には夫を信じるという事は出来ないという事です。
しかしここで、少し、番外編のアドバイスをします。
【特上から、エコノミー迄】
幸せと一言で言っても、その形は人それぞれ。
国産牛肉も、美味しさにも段階があり特Aや、A1~A5という様なランクがあります。
私などの庶民は、オージービーフでも充分で、美味しく頂きます。
大好物のミカンも和歌山、田村のミカンも、愛媛のミカンも、それぞれ、美味しいと思います。
どこの段階で、満足するかは、人それぞれですから、幸せの種類も人それぞれ。
【貧すれば鈍する】
「貧すれば鈍する」と言いますが、人は衣食足りてこそ、その上を目指せます。
貧しい家庭においては、満足に食べられる事を幸せと思います
夫が借金ばかりする家庭においては、妻は貧乏から抜け出る事がゴールです。
食べる事に困った事のない夫婦は、その一段上にある、心の充足を目指します。
こうして幸せにもランクがあるとすれば夫に本物の愛を求めるというのはもう至上の愛というか
満たされた上での、その上の愛を求めているという事ですからある意味、幸せかもしれません。
そこで、もう一度、貴女の夫のタイプをよく観察してほしいのです。
家庭とは、家族とは・・・と考えた時に貴女の夫が家庭を守るとは
「家族を養う事」と考えている場合、その代償として、「浮気というご褒美」を考えているかもしれないのです。
ここで言う、夫と妻が考える幸せって、すれ違っていると思いませんか?
さて、貴女の夫はどういう人なのでしょう?
そこから、観察しないと、答えは見つからないと思います
カウンセリングでは、そういう部分の分析も含めて、貴女の「在り方」を一緒に考えていくのが、私の役目です。
それらの中身を何も知らずに
「夫を信じるにはどうしたらいいですかァ?」に、ひと言で答えられるはずがない。
電話の問い合わせで、そんなことを質問され、困ってしまう毎日です。
では、今日はここ迄。
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