後ろめたさ
真の浮気問題の解決とは何を指すか?それはズバリ、ご主人が浮気を終わらせてくれる事です。
また本当の解決は、今後、二度と同じことが起きない様にすることと、夫婦関係の修復をする事です。
その為に、私の所に相談にお越しになって下さるのですが、相談し知識を得た事で、それを武器に夫にぶつけたくなる方が多くいます。
知識は今後のシュミレーションとして、隠しておき、ご主人との話し合いを禁じるのですが、逆に色んな知識を得た事で、抑えられなくなる方も、中にはいます。
これでは相談に来て頂いた事が逆効果になってしまいます。
知識は自分の武器として、懐に隠しておかなければなりませんが、どうも、黙ってられなくなるようです。
浮気相手には警告を発したとしても、だからと言って同時に夫との話し合いを‥‥というには、まだ早いのです。
浮気相手と別れさせた後・・・・・そこからが、夫の試練なのです。
でも、そこをじっと待つのが、鉄則です。
夫のタイプによって、あっさり浮気相手と別れる場合もあれば、別れてもすぐに、再燃する事もあるので、
この時期こそ、夫が多少暴れたって、放っておくしかありません。
そうして誰も取り合ってくれないと、分かった時から夫も浮気相手と本当の意味で決別します。
でも、夫の性格によっては、浮気相手への未練で、妻を責めて来ます。
【話し合いのデメリット】
その責めるとは、話し合いという名前を借りた、暴言です。
ここは辛いですが、オール無視で、嵐が通り過ぎるまで こちらは動かず、待つのが鉄則です。
そこで、夫の言い分を聞きたくて、つい話し合いのテーブルに妻が着いてしまい、ここぞとばかりに夫側が妻への交渉を持ち掛けるのです。
だから、ここには乗ってはいけません、と伝えてあっても、時々話し合いに乗る妻もいます。
そこで、本当の決裂が生まれてしまうのです。
でも、夫からの話し合いを、どこか、断り切れない自分がいるのも、事実です。
それは、話し合いは、禁じられていても、何か突破口が開くのじゃないかと期待をしてしまうのです。
これが誤りなのです。
夫は、大事なおもちゃを取られた4歳児の子供のように、ただ、怒っているに過ぎません。
だから、夫の挑発に乗ってはいけません。
幼い駄々っ子のようなご主人に大人の交渉力は、効き目がないのです。
それでも夫からの話し合いに乗ってしまうのは、ある意味、自分の交渉力を期待している所もあります。
『賢い人は問題を解決しますが、知恵のある人は問題を避けます』
今日は、このアインシュタインの言葉を元に、説明したいと思います。
ただ、浮気問題が解決しても、元ある夫婦の次元にまで、戻るだけですから、その次元で、問題があった場合は、そこを解決するという、もう一段階の苦労が待っています。
普通、夫が浮気をする場合それは魔が差したとか一時の気の迷いがそうさせたとかと言います。
確かに、そう言うケースで始まった浮気の場合は、火消しも簡単です。
でも、元より、夫婦が冷え切っていて、長い間、没交渉で会ったりした結果の浮気であれば、そこは水を得た魚の様になり、簡単には収まりません。
と、いう事で、浮気問題の解決と一言で言っても、夫婦の問題の根っこの深さにもよるという事なのです。
それを理解せず、その時、起きている浮気だけの火消しに回ると、それは夫が悪いに決まっているので相手を責めるだけの諍いになってしまいます。
私は相談者に、浮気の問題を解決するには、相手を糾弾するだけではダメだと説いています。
しかし、相談者の多くが、「分かっているけど、やってしまいました」と、夫婦喧嘩した事を教えてくれます。
これって、夫と同じ土俵に立つ事になり、解決の道を一層遠ざける事になります。
浮気は断じて許せない・・・・妻のその気持ちはよく分かります。
でも、話し合いは良い結果は齎さない、何なら、火に油を注ぐ事になり、当分はしてはならないと禁じ手も
「いけないと思いながらも、つい話し合いをして、結果、決裂しました」という事を言われます。
そうです、してはいけないと人にいくら言われても、こちらの気持ちは抑えられないのです。
これって、夫も同じ気持ちなのです。
誰も浮気は、やっていい事とは思っていません。
でも、抑えられないのです。
だから、こういう話し合いで解決しようと思っても、お互いが、自分を止められなくなるのです。
妻が黙っていられなくなり、話し合いをしてしまうというのは解決を急ぐからです。
本当の解決とは、事、浮気問題に関しては話し合いでは解決しませんが、それでも話し合いたいと思うのは、妻が交渉でなんとかなる、と、どこか自信があるからです。
ここでアインシュタインの言葉が効いてくるのです。
【賢い人は問題を解決しますが、知恵のある人は問題を避けます】
自分の交渉力を過信していると知識で向き合おうとします。
しかし、生きる知恵のある人は、夫との溝がこれ以上深くならないように、諍いを避けます。
以上の事から、ある意味夫婦は似た者同士だと言えるのです。
では今日はここまで。
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