浮気の行く末
不倫張本人の男性と話してみました。
普段、妻側から、よく問われる事に、「私の夫は何故浮気をしたのか?」です。
それは一言では答えられません。
何故なら貴女の夫が日頃何を求めているか、人それぞれだからです。
もっと言うと、貴女と夫の間に、もしなにか足りない物があったとしたら、それも夫婦の間にはびこる問題だからです。
だから、貴女の夫が何故浮気をしたかは、これまでの夫婦の歴史を聞いてみないとなんとも言えないのです。
と、いう事で、今日のテーマは、貴女の夫が何故浮気をするか?ではなく、男性は何故浮気をするのか?という今更ながらの一般論を語らせて頂きます。
勿論、男性と言っても全員が浮気をする訳ではありません。
中には珍しく?浮気もせず、真っすぐ帰宅し、家族を大切にする夫もいない訳ではありません。
でも、アンケートを取ると、既婚者の約70%の男性が、軽い,重いは別として、浮気は経験しています。(ここでは風俗は除きます)
「何故浮気をしたの?」とこれまで、何度となく妻が夫に聞いてきた事かもしれませんが、上手く行かなかった理由は妻が自分に向けて教えて欲しいと問う為、夫も答えられないのです。
でもね、そもそも妻には正直に話せないから「本音」なのです。
そんな風に私が説明すると「妻に話せない事=やましい事だからじゃないですか?」と言われます。
でも、妻が本当に知りたい事は「何故A子さんと浮気をしたの?」とA子さんとの事を聞いているから夫が秘密にしてしまうのです。
では、今日は そのA子さんという特定の人物を外して、「男性は何故浮気をするのか?」と、浮気の定義を聞くと案外答えは見えてきます。遠回りをしているようですが、これで浮気の背景を理解して頂けると思います。
さて今日のテーマは、「何故夫は浮気をするのか?」です。
根本的な、そもそも論ですが答えは男性に聞く必要があります。
と、いう事で、何人かの夫側に率直に聞いてみました。
その答えは男の勝手な「いい女ランキング」にありました。
古くは江戸時代にもよく似たアンケートのようなのがあって「男性が興奮する順番」というので集計を取られていたのです。
そこで出された結果が「一盗二婢三妾四妓五妻」です。
今は使う事が憚れるワードが含まれますが、当時の時代背景という事でお許し願います。
【男性が興奮する順番】
1、一盗・・・・人の妻を盗む、つまり不倫
2、二婢・・・・二番目が奉公人です。今でいえば部下とか立場が下の女性です。
3、三妾・・・・三番目が愛人、男の甲斐性のような力量を表す事もありました。
4、四妓・・・・四番目がプロ、今でいう風俗の女性。
5、五妻・・・・最後に、妻。
最下位が妻という事は言い換えれば、妻には興奮しないという風に取れますが逆に言うと興奮・・・・つまり、刺激的という事で、刺激は「非日常」です。
それに対し、妻は「日常」なのです。それが安定なのです。
だって妻にいちいち興奮を覚えていたら、夫は身体は持ちません。
という事で江戸時代からも言われるようにダントツの1位が不倫で、平たく言えば「浮気」です。
結論は【古今東西、最高なのは不倫!?】で、現代にも通用する男性が興奮順位ですね。
【何故不倫はなくならないのか】
上記のテーマで 岩井 志麻子さんが書かれていましたのを、引用します。
(岩井志麻子さんは、作家、AV監督のマルチタタレント)
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やはり昔から、男性の多くは不倫に最も興奮してたわけで、女房は家にいるおっかさん、と見て色気はあまり求めていない、ということの様です。
ちなみに一説によると江戸時代には、「女房は鰹節」「人の女房は河豚」という言葉もあり、妻はそんな味わいはなくても、飽きない。他所の奥さんは美味いが、毒に当たるかもしれないと言われており、このランキングのおもしろさとヤバさは、最上位と最下位がくるっと入れ替わるところだ。自分にとって最高の人妻は、その夫からすれば最下位の妻。自分にとって最下位の妻は、別の男から見れば最上位の人妻。
ときめき、興奮、快楽って、背徳感や罪悪感とセットになりがちだから・・・・by 岩井 志麻子
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相談者の妻側からの「何故不倫をするの?」という事の答えにはなっていないかもしれません。
何故なら、妻の質問は、「何故不倫をするの?」ですが、その文頭に枕詞のように「私という者がありながら」という言葉が隠されています。
と、いう事で夫側へ質問は「大切にする順番」なら、妻が一番になるでしょうけれど、不倫や浮気というワードは「興奮」に紐づいており不倫や浮気は「大切なもの」とはジャンルには含まれないのです。
このアンケートの答えって、妻には残酷な結果ですが、逆の味方をすれば、妻は安定の1位です。
だから、夫が浮気という刺激を求めていると考えれば見えてくるものがありますね。
カレーも「辛さ◯倍!」という凄い辛さのがありますが、辛さって段々上がってきませんか?
私も若い頃、辛い唐辛子がかかったおせんべいにハマった事がありました。
最初は舌を出して、犬みたいにハアハア言いながら辛さって慣れてくるのですね。
刺激は、タマラないから刺激なのです。慣れてしまうと刺激ではなくなります。
とは言え、夫婦において不倫は裏切りです。
裏切られて慣れるという事はあまりありません。
やはり、夫の不倫に対して辛い、悲しい、という感情は、消えません。
あ、そう言えば 「つらい」も「からい」も、同じを「辛い」という字なのですよね・・・・
では今日はここまで。
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