夫の本音を知るには
よく夫の浮気相手の事を、「魔性の女」のように感じる妻がいます。
これは、浮気問題の芯になる部分ですが、例えば男女の恨みの対象はどちらに行くか?
よく議論される違いです。
概ね、夫が浮気した場合の妻の恨みの矛先は浮気相手に向かうのに対し、
夫が妻に浮気された場合は、その怒りは妻に向くと言います。
この違いは、妻の場合は、夫を信じたいが故に、浮気の発生原因を
夫本人の意思ではなく、誰かに誘惑されたと考えるようです。
反面夫が浮気をされた場合は、「自分を裏切った妻」に怒りが向くようです。
そんな中、妻が夫に浮気をされた場合はまずは「夫は悪くない」という根底があるので、どうしても夫が魔が差したという事の向こうに「魔」が存在すると考えるのです。
【憎しみの向かう矛先】
ここから夫の浮気相手を「魔性の女」と妻が考える様になるのです。
その意味で夫の浮気相手が本当に魔性かどうかは分かりませんが、
でも夫を誘惑したという意味で、魔性の女という風に捉えるのでしょうね。
では角度を変えて、実際に魔性の女っているのか?
或いは、魔性の女ってどういう女性の事を言うのか?
これは男性と女性とがいて、その組み合わせによって、何が「魔」なのかは
その組み合わせの中から生まれるので、一概には定義できません。
しかし、イメージからすると男性をダメにするという様な印象があるので
何が男性をダメにするかにもよりますよね。
【捨て身系】
例えば、地位も名誉も、家庭を捨てたくなるという捨て身系。
又は、今までは、オーソドックスな普通の暮らしで満足していたのに
刺激をしってしまったばかりに、「普通」を大事にしなくなるタイプ。
【普通って何?】
または浮気相手の方が妻よりも優れているように感じ、妻を見下す様になる夫。
これら全ては魔性の「魔」を何に置くかは 夫のタイプ次第なのです。
夫に浮気をされた妻にとっては、どうしても色仕掛け的な物に考えるかもしれませんが
男性にとっては必ずしも、それが重要でない場合もあります。
中には、そういう直接的な物ではなく、「だらしない事」の方が
楽しく思う場合もあります。
【非常識な楽しさ】
非常識な楽しさ知ってしまった夫に対し、妻が「常識」を説いたりするのは逆効果になります。
ちょっと、例えとしては、違うかもしれませんが、夫が帰宅してお腹がペコペコで、
手だけを洗って、すぐにでも夕飯を食べたい場合も、シャワーを浴びて部屋着に着替えてからという事をよしとする妻の「常識」は、別の物を知ってしまった夫には通じにくくなります。
妻が夫の浮気を知って夫と向き合う為に「話し合いたい」と願います。
でもそこで、話す事はというと、妻の常識を重ねて述べても、
夫には何も耳に入って来ないのです。つまり話し合うという事が相変わらず、
妻の常識論の弁論大会のようになると逆効果になるという事です。
とかく妻は、魔性と聞くとセクシュアリーに考えがちですが、
実際はその世界の事ばかりじゃないのです。
そんな風に思うと、非常識は刺激的な事・・・・これが魔性の正体ではないでしょうか?
では今日はここまで。
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