いい夫婦の日、浮気への抗議

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき


11月22日 いい夫婦の日、直前に、某国から日本へ向けてミサイルが発射された。
このコラムでは、政治や宗教などの話題は極力避けるべきであることは分かっております。
でも、わからずやの隣国に対して、憤りを抑えられず、思わずコラムを書いています。
でも、このミサイルが日本へ向けて発射される事は 以前から公言されていて、岸田総理は前々から
「このようなミサイル発射に対し日本として中止をするように厳重に抗議するものである」と声明しました。



【諍いを避ける抗議】

戦争反対の日本は武力を持ちません。
だから、話し合いという形で抗議していくしかない事は分かりますが果たしてこれがどれだけの効果があるのでしょうか?
いくらミサイル発射が許せなくても、そしてミサイル発射が悪い事だと抗議しても、それに対し、元々悪い事をしている意識がない方にとれば、「ミサイル発射を止めろ」と言っても、暖簾に腕押しなのです。
もしくは、悪い事だと知っていても、日本に対しても、世界に向けても、平和を第一に考えない側にとれば
「悪い事だからやめろ」と言ったところで、知ったこっちゃないという感じです。
要は、考えの違う者同士の話合いというのは、全く交差するのです。
もちろん家庭や浮気については、貴女の夫が最初から、そんなわからずやではなかったはずです。
だから、今のご主人の悪態が信じられず、夫の誠実な面を信じて妻が抗議を続けても、それは違うのです。
浮気が夫を変えてしまったように感じるかもしれませんが、ここは少し人格とは分けて考えるべきなのです。

【浮気が夫を変えた?】


とは言え、浮気が服を着て独り歩きをする訳ではないので、あくまでも夫が起こした事件という考え方が良いかもしれません。
ただ、「罪を憎んで人を憎まず」というほど、切り離せるものでもありません。
やはり、ここは、そういう浮気をする人格の夫だという事です。
浮気が夫を変えてしまったというよりかは、そういう「変わる要素がある夫だ」という風に考えましょう。
人には色んなタイプがあり、何があっても初志一徹の方もいれば、色んな川の流れに身を任せる人もいます。
結婚した限りは一生妻を愛し続け、家族を守る男性もいれば、結婚当初から、浮気を繰り返す人もいます。
交際中はあんなに優しかったのに・・・・・浮気が夫を変えてしまったと感じる妻も少なくありませんが、
それは、「浮気という事態を受け留める素地がある夫」という風にも考えられます。
そうなると、その素地について、妻も考えを広げる必要があります。
そこで、昨夜の某国によるミサイル発射の事ですが、「ミサイル発射に対して、遺憾に思い厳重に抗議していく」という岸田総理の言葉が、どれほど、相手国に伝わるのか?
日本は怒っているのだぞ、と言ったところで、そんな事は某国には関係ないのです。

【伝わらない相手への伝え方は難しい】


つまり、これを夫の浮気に置き換えると(こんな大変な事を置き換えてごめんなさい)元々、聞く耳を持たない相手であり、浮気とはそういう事柄なのだという事なのです。
夫婦の間で、誤解や、意識のずれ、価値観の違いが、不便であれば それは調整が大事です。



列車のレールと同じで、出だしは、1ミリもズレず、平行に2本のレールが並んでいても、実は0.5ミリでも外向きにズレていたら、長い年月をかけて、そのずれ幅は開いていきます。
夫婦も歳をとれば、お互いが丸くなって、レールは正しい位置に軌道修正出来ると思っても、実は年を重ねる事で、そのレールの離れ方が明確になるのです。
だから、浮気に関しては、根本的な考えが、夫と妻とでは違う訳で、それを話し合いでどうにかしたいと思うよりも、夫の「素地」の部分を考える方が答えは出ると思います。

【分かり合えない者同士の話合い】


夫婦の事と、某国の無謀は関係ないように見えて、実は分かって貰えない相手への抗議という点は、どこか似ていますよね。
私は、日本という平和主義の国が、某国へ「言葉」を使って抗議をするしか出来ない事に、やりきれなさを感じます。
だからと言って、目には目をで、武力での抗議は、戦争になるだけです。
国間の交渉は、国民の命を考えると迂闊な事は出来ませんが、家庭という小さな塊の中では、戦いではなくてももう少し、夫の「素地」を分かった上での交渉は出来ると思うのです。
そうです、話し合いではなく、「交渉」です。
この交渉方法を教えて欲しいという声はありますが、それこそ、貴女の夫の「素地」の特徴に対しての対策になりますので、まずは ご主人の素地を分析する必要があります。



【素地への注目】


浮気という素地も、色んなタイプがあるので、まずは、貴女の夫の「素地の種類」を知る事が解決への第一歩だと思います。

素地とは、土壌という風に考えると分かりやすいと思います。
北の大地には、北の野菜や果物が成ります。

海には、海の魚が泳ぎます。
湖には淡水魚や、シジミや貝が生息します。

要は、その土壌や、水質には それに合った生物しか育たないように、海の魚は湖では泳いでいないのです。
そういう風に、それぞれの「素地」にあった土壌を理解する必要があり、浮気という素地を、道徳論で語っても、伝わりません。

何でもかんでも、話し合いで解決できると思うと、岸田総理の抗議のように、暖簾に腕押しになります。
今回のミサイル発射の様に、鉄砲を撃つにはどこに向けて撃つか?焦点を定める事が必要です。
焦点を定めずに、銃を放つ事を「無鉄砲」と言います。
貴女の銃は焦点を定めていますか?
ただ、撃てばいいと、やたら、球数だけを多くしても、無駄撃ちになります。
こんな風に書くと、挑戦的で、攻撃的に聞こえますが、実は、無駄な口数を防ぐ事が諍いを避ける事になります。
と、言う事で、話し合いが効果的というのは、浮気問題に関しては、間違いです。
話し合いではなく、上手く交渉する事が大切です。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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