後ろめたさ
今日のタイトル【離婚に適した時期とは】ですが、
あえてもし離婚に適した時期と言うならばそんな時期はありません。
基本、離婚はしないに越したことはない。
しかし、残念ながら、そうしなければ前に進めないという事もあります。
よく「離婚も視野に入れて・・・・」という方向で検討中と言う相談を受ける中で 離婚か、否か?は、じっくり話を聞いてみないと簡単に答えを出せるものではありません。
ただ、悩みの中身によっては、急ぐ必要はない事もありますが、基本急ぐ必要はないと考えます。
何故なら、ある程度、経済的な補償のある生活があり、出来れば離婚は回避して頂きたいのです。
【かろうじて離婚を勧める例】
それでも、私がなるべく早く離婚を勧めるのは下記です。
1、精神的、肉体的暴力などの実害がある。
2、子供達への悪影響がある場合
それ以外は夫婦間での問題はあれども、基本は離婚を避けるという方向を軸において欲しいのです。
そこを基本に置いて、じゃ、あえて離婚の時期とタイトルに書きました。
そんな中、ぶっちゃけますと、離婚に適した時期などは、ない、と言う事で、あるとするなら人それぞれです。
その上で、あえて私見を述べると
「子供が義務教育を終えてから」です。
【あえて適正な時期とは】
子供に親が離婚をする事を述べると、賛成する子供はあまりいないと思います。
上記に書きました、1と2以外は、どんなに仲たがいをしている親でも子供は離婚は望んでいません。
それでも、離婚を実行するなら、子供が中学を卒業するタイミングがいいと思います。
子供は親が離婚をすると聞いて、真っ先に頭をよぎるのは、「転校」や「友達と離ればなれ」という事です。
特に公立の小中学校なら、校区を気にしなくてもよくなるので、転校での心の傷は最小限で済みます。
また、高校は、そもそもが校区に縛られない進学なので、余程地域の野球チームなどに入っていなければ
あまり、友との別れという事の影響は受けません。
と、いう事で、あえて言うなら、離婚を実施するのは、高校入学のタイミングがいいと思います。
勿論それまでには準備期間がありますが、あまり子供さんに早く伝えるのは賛成しません。
何故なら、子供さんも賛成するはずが無いし、ある程度受験を控えている子供さんへの影響は最小限でないといけません。
その意味で進学先を決める時に、離婚において引っ越しがある場合は高校を決める段階で、子供に告げるしかありません。
【子供に相談はしないで下さい】
ただ、一番守って頂きたいのは「子供に相談するな」です。
子供は貴女の人生の半分も生きていません。
大人の恋愛もした事のない文字通り子供なのです。
貴女が今の年齢になっても、迷いや悩みがあるので、貴女の半分の人生経験しかない子供に相談しても、答えがあるはずがなく、そこは子供の感情論を聞くだけになります。
だから子供に相談するのは酷です。
では、どうすればいいかというと、貴女が決めてから伝えればいいと思います。
つまり「事後承諾の事後報告」で良いのです。
貴女が決意をして、その先のシュミレーションを告げられるくらいの準備が整ってから告げれば、言葉にも自信が生まれます。
【事後報告が子供に安心を与える】
自信がある強い言葉は、子供にとっても安心を得られます。
ですから、年端もいかない子供に相談するのではなく、子供を養育する決意のある母は
「大丈夫!お母さんと一緒に頑張ろう」と言ってあげれば安心します。
貴女がいくら不安でも、貴女の不安が子供に伝染するのは、可愛そうと言うものです。
でも本当は離婚は避ける事を一旦は頑張ってみて下さい。
では、今日はここまで。