女性起業家に多い夫婦仲悪化の理由

村越真里子

村越真里子

テーマ:離婚回避緊急対策



【女性起業家は離婚率が高い】


私は、起業家は一生学びの中で生きていると感じています。
世の中は日進月歩。特にITの世界は日々、進化して新たな情報がどんどん流れていきます。
新たな情報・・・・・NEWと名がつく物は、過ぎればその時点で「旧」になるのです。
自分の持っているスキルは時間が経てば古い物になり、頭が錆びつかないように一生、ブラッシュアップが必要と思い、今でも学びは続けています。
なぁ~て事を書くと、カッコいいけれど、実は老化現象も伴い、知識を入れてもいれても、飲み込みが悪くなっていて、新しい情報についていけなくなっている私がいるので、日々精進と言うのが正直なところです。
で、話は変わりますが今日、お伝えしたい事は女性起業家の離婚率が高いという話です。

【ニワトリが先か卵が先か】


これは離婚をしたから、母子家庭になって食べていく為に起業をしている方もあれば、起業してから離婚になったという方も多くいらっしゃいます。
離婚が先か、離婚したらから起業をしたか、鶏が先か、卵が先かのようになりますが、実は本当に成功して活躍されている起業家には、円満な夫婦関係を続けてらっしゃる方も少なくありません。
では、夫婦関係が上手く行っている女性起業家と、そうじゃない人との違いはどういう所でしょうか?
それをちょっと一緒に考えてみましょう。

一番多いのが、夫との関係が悪化しているという事が、夫婦の中に常態化していて、経済的にも妻の自立が必要になって、結果起業したという方の場合は、そもそもが夫婦仲はよくありません。
その原因は、ここでは解明できませんが、夫婦仲がこじれているという事は、尊敬の念や信頼感と言う事が無くなっているという事ですから、女性は起業して、ある程度上手く行けば、夫の短所などにふがいなく思っています。その為に夫を増々、見下すという気持ちも起きて、夫婦仲はこじれる一方という悪循環が生じます。
また、離婚が先にあった方も同様で、自分の努力が実ったという自信に溢れて、少しくらい魅力的な男性がいても、どうしても霞んでしまいます。




【妻のマウント】


何も男性に依存して生きることが、しおらしいとは言いませんが、やはり成功者の女性は元気いっぱい。
こうした場合、男性はしおらしい女性の方に行きがちになり、妻が起業して忙しくしている家庭の夫は
浮気をしがちという現象も、私は多く見て来ました。
これって、せっかく事業で成功しても家族が心から豊かにならないなら、妻の努力も無駄になってしまいます
では、何故こうした事が起きやすいかというと、威勢のいい女性って、ある種ボーイッシュで、夫を友達のようなパートナーと感じていても、夫を支えて、夫を立ててと言う事は苦手なのです。
だから普段から、活発に夫とは意見を戦わしても、夫を励ましたり、なだめたりと言う事は苦手なのです。
でも、男性って本質は弱い生き物ですから、実は支えを欲しがり、応援してもらいたい生き物で、妻に色んなアドバイスを求めている訳ではないのです。
こんな風に書くと反発を受けるかもしれませんが、男性は女性には自分より、少しだけ劣っていてほしいのです
それなのに、妻が起業で努力してどんどん成果を出すと、それを応援するというよりかは、反対に委縮するという気持ちになりがちです。
理想の夫婦像は、夫も妻も自分のジャンルで共に成功し、共に応援をしあうという関係性が望ましいのですが
実は、ちょっとだけ、男性の方が逆境に弱いので、そういう時は、妻が嘘でも?夫を下から支え、夫を上に見て見上げて欲しいのです。

【時には女優になって】


演技でいいのです。男性は尊敬される事が大すきなのです。
よく妻が、口にする事で「夫にはヘヤ―カットしても気づいて貰えない」と言いますが、これは妻の変化に気付いて褒めて欲しいという気持ちの表れです。
これは夫も同じで、仕事で少々へまをしても、妻からは夫の実力を信じて、褒めて貰いたい物なのです。
それなのに、日頃の夫のグータラぶりを知っている妻は「そんなことだから」と夫の仕事の失敗に、なじってしまいがちです。

【自分の反省点】


ここ迄書いてきて、私は自分の事を書いていると思っています
元夫が職を失い、家庭が経済的に困窮して、私も家計を支えようと頑張って働いていた子育ての時期。
私はそんな夫を責めたりはしませんでした。でも家事を手伝ってくれない元夫には、腹立ちを抑えながら
無言で家事をこなしました。
その背中は、恐らくプリプリ怒っていたのでしょうね。
ある時、気づきました。
言葉以上に、無言の背中が怒りを表していたのです。
そして、口には出さずとも、働かない元夫への抗議になっていたのだと思います。
この年齢の時は、私もまだ若く、とても考えがストレートでした。
「子供を育てるには、どんな仕事でも見つけて来てヨ」と思う私は、目にも顔にも、態度にも表れていたのだと思います。
それだけに、どんな事も私はマウントを取っていた気がします。
今なら、元夫だって苦しんでいたという事は分かります。
そうすると、嘘でももう少し、言葉には刺は無かったと思います。
私は元夫へは不満は口にしたことは殆どありません。
そういう風に思っていました。
でも、言葉に出さなくても、体全部で、抗議していたのかもしれません。
働かない元夫を励まして・・・・なんて器用な事は出来ずとも、少しだけ、元夫の心情も汲み取る事が出来ていたら、もう少し、空気だけでも変える工夫は出来たと思います。

【グリム童話の「北風と太陽」】


もしかしたら、元夫に暖かい空気だけでも送る事が出来たら、結果的には 私も家庭も家族も
もっと暖かくなれたかも、と思っています。
経済的な妻の自立は、夫にすれば、挑戦状のようにもなります。
妻の頑張りは、夫に向けられた抗議にも思えるでしょう。
妻の元気は時には夫には刃に感じる事もあり、
妻の成功、成長は夫をおいてけぼりにします。
これに気が付かない妻は、ちょっとくらい事業に成功しても、本当に幸せと呼べるのだろうか、と
思っています。
そして、本当の事業の成功とは、家族みんなが幸せになれる事ですから、一生懸命妻が働いた結果
家族がバラバラになっていたら、それは本末転倒です。
是非、女性起業家の元気な妻たち。
貴女の夫は今、弱っているのかもしれません。




【シー!病室ではお静かに】


弱っている病人の病室では、見舞い客は静かにするものです
病気になった原因を責めないように、病人は励ますでしょ?
今は少し、貴女の元気は隠して、病人を見舞うくらいのしおらしさが必要です。
「健やかなるときも、病める時も汝を愛す」と誓ったじゃないですか。
私は若い頃、「病める」を、元夫が「仕事を辞める」という風に、翻訳していたのかもしれません。
世の中の妻は、夫にマウントを取って、夫を負かしている事に気付かない人が多いです。
でも、世の中の男性の7割は、勇ましい女性を敬遠します。
心の奥底では尊敬をしても、眩しすぎるのは、嫌味にも感じるのです。
貴女が成功すればするほど、ご主人をを労わってあげて下さい。。
きっと、いつかは貴女の思いやりが伝わる時が来ると思いますので、頑張って、家族は存続しましょう。
せっかく事業が成功しても、夫も子供もバラバラになっていたのでは、成功した甲斐がない。
事業の成功した時には、家族全員が喜びあえるチームになっていてください。
以上、起業家女性に離婚が多い理由、でした。
では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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