子供が生まれたら夫は変わってくれるかも?と言うのは間違った賭けです

村越真里子

村越真里子

テーマ:ムラコシズム、つぶやき



【叶う希望と叶わない希望】

よく夫のわがままな性格に 「○○な事が起きたら変わってくれるかも、という期待はほぼ、叶わないものだと考えた方がいい。
特に「でき婚」とかでお子様を授かると、お互いが親になるという覚悟が足りないままの結婚生活になります。
そんな中、夫が勝手なお金の使い方や、家庭人としての自覚が足りないと思う場合は、子供が出来たら変わるという事に期待を持つとなるとそれは危険な賭けになります。
勿論、中には、遊んでばかりいた夫が、子供が出来た途端に、人が変わった様に良きパパになったという話は聞きますが、それは本当に少数派です。
殆どの場合は、あまり変わらないというどころか、育児協力もあまりしないケースが多いのです。


【夫のタイプを事前に見極めるポイント】


では、そういう夫かどうかの見極めと早期発見のポイントは、結婚してからの家事協力です。
その家事協力と言うのは、妻と全く同じような事を当番制でするとかと言う事でなくていいのです。
男と女とでは、出来る事の種類が違いますし、夫と妻の仕事の時間帯が違う場合は、それをこなせる工夫が必要です。
しかし、きちんと線を引いたような役割分担ではなく、夫が妻に思いやりを持ってくれているか、と言う事が大きなポイントになります。
スーパーに一緒に買い物に行っても、何も言わなくても荷物をもってくれるとか、女性の出来ない高い所の物を
気が付いて手伝ってくれるとか・・・・・日常の何気ない事なのです。
そういう気がつく夫の場合は、子供が生まれたら、乳幼児の頃には夫の協力が必要です。
お風呂に入れてくれたりして、逆に妻がお風呂に入れている間に準備して、赤ちゃんを受け取って吹いてくれたりと、妻が出来ない部分を補ってくれます。
それをお願いするようにしないと協力してくれない夫の場合は、子供への愛情は薄い人です。
頼んで頼んで、拝んでも聞いてくれない人は、子供が出来たからと言って、急に変われるものではありません。そうしたタイプかどうか、

【日頃、夫の何気ない愛情は感じますか】


夫のタイプを事前に分るには夫の日頃の何気ない協力です。
こうした愛情を新婚の良き時代にも、無いような夫のケースの場合は、子供だけに愛情があるタイプの場合を除き、妻だけを愛していたら良い新婚時代に妻だけを思いやれない夫は、子供にだけ愛情を注ぐという事はあり得ないというのが普通の考え方です。
もっと言えば、そうなった所で、子供にしか愛情を持てない夫って、妻にとってどうなんでしょう。
と、言う事で、子供をもうける場合は、よくよく夫と話し合いをしておいてください。
何故なら、それは子供云々という事の前に夫が人生のパートナーとして添い遂げられるかどうかの判断が必要だからです。
ルール作りがベストとは思いませんが、最低限、夫の意識の部分を貴女が知っておく必要があります。
結婚する前は、「好きだ好きだ」という大きなウェーブに乗って結婚へと運んだかもしれませんが、結婚してやっと落ち着いた時期だからこそ、冷静に今後の結婚生活を夫婦の方向性を見つめていけるかを一度確認し合いましょう。
そんな中、お子様をもうける事を夫があまり強く望んでいない場合は、子供を授かれば夫が変わるという事は無理が生じるという事です。

【出来れば同じ温度でお子様の誕生を喜びたい?】


それでも中には、予期せぬ妊娠もあるでしょうから、夫婦が心の準備の出来ないまま親になるという事はあります。
出来れば同じ温度でお子様の誕生を喜びたい気持ちはよく分かります

女性は母体にしっかり鼓動を打つベビーに、ママという実感を与えて貰えますが、夫は子供が目の前に誕生しても、実感が、覚悟とつながるのは、もっと先でしょう。

その時の為に、事前に夫のタイプを見極めておく必要があります。
では、見極めた所で、夫が変化するという期待が不毛な事は分かりますよね。
妻の貴女には気の毒な話になりますが、夫が子供が出来た途端に人が変わったように変化するという事はありません。
だから、それでもお子様を妻の貴女が望む時は、ワンオペくらいの覚悟が必要だという事です。


それは何が大変かと言うと、ベビーの世話は、夫が協力してくれるものと思うと、そのやりきれなさに腹が立ったり、悲しかったりで大変でした。
これは 私も経験してきましたので、とても大変でした。一人目の子供の時は、乳児の育児が大変という以上に期待を裏切られた元夫への失望感に苦しみました。
でも二人目の子供を授かった時には、一人目の時で、分かっていたので、後は期待をしないという事で。気持ちは随分と楽でした。
つまり夫に期待をしない生活を続ける覚悟が持てた子育ては、随分と気持ちが楽でした。
勿論、子育ても2人目ですから、慣れも手伝って、元夫に期待をしないで乳児の世話をできました。
でも、今にして思うと、その時期が一番女性としての特権を感じられた時です。
そして幸せだったと思うのです。



【幸せの種類】

幸せは色んな種類があると思うのです。
子供が健康に育ってくれた幸せ。
何よりも子供を授かれた喜び。
そして誕生してくれた喜び。
お乳を吸ってくれた時の感動って、ママにしか味わえないのですから、そんな幸せって何をもにも替えがたい。

【幸せが逃げる】


そんな貴重な体験を、喜ばずに、夫に目を向け、ワザワザ不幸な自分を嘆いていては、幸せの天使が逃げていきます

【期待外れの期待は貴女の幻想】

夫婦が揉める原因は、概ね、「期待は外れ」と言う事が殆どです。
期待とは、それが正しいかどうかではなく、貴女が描いた希望的観測です。
その貴女が描いた期待どうりに夫がピタッと当てはまってくれたらいいのですが、その期待どうりじゃなかった場合、裏切られたように感じますが、実はその期待は貴女が描いた理想の形と言う事で、夫の実態を見てないという事です。
人には色んな夢がありますから、理想を追い求める事は悪い事ではありません。
しかし、貴女の夫の実像を考慮せず、理想の夫を描くと、現実にギャップが出来ます。
等身大の夫を物差しとして、見ようという事です。
相手に変わって貰いたいという事は、あまり実現しないという事を知って下さい。



そういうことで、あまり、貴女の味方をする意見は言えていませんが、結婚する前なら引き返す事も出来ます
でも、すでに結婚をしたのですから、せっかくの結婚生活を平穏な気持ちで過ごす事に努力をして下さい。
では今日はここまで。

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村越真里子
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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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