不倫保険?
魔性の女って本当にいるの?
という以前の同じテーマでの結論は「います」という事でした。
では実際に「魔性の女」とは?どういう人の事を言うの?という定義も考えてみましょう。
まずこの魔性の女という言葉を聞いてどういう女性を想像しますか?
私は肉感的なボディーのボンキュッバで、当然胸はボインちゃん。
唇までがぽってり肉厚で、ルージュは真っ赤。
男性の前では身体をねじらせながら、甘えた口調と強い言葉を使い訳。
具体的な女性でいうと、昔の映画「ひまわり」に出てくるソフィアローレン。
ま、要はセクシーな女性というのが 単純な私が思う魔性の女です。
学生自分は同性の女性の前の態度と、異性の男性の前の態度が違うというくらいの定義でしたが
大人になってから分かったのですが、そんな単純なものではない。
現代の魔性の女と言う定義は、こんな見た目の事をいうのではなく、むしろ表面的には女性っぽい部分が
普段は出さないで、いざと言った時だけ、女性としての魅力を出せるというように、魅力を出し入れできる才能の事をいうのだと思います。
要は「能ある鷹は爪隠す」です。
そのいざとなった時に見せる女性らしさと普段のギャップに燃えるという訳です。
だから、普段はおおよそ、そんなタイプには見えないし、男性の前でしか見せない面だとしたら、
私達女性同士は、その「隠された爪」を垣間見る事すら不可能なのです。
男性も当然普段の女性の言動しか知らなかったら、隠された部分は知らないのだけれど、ここで男性と二人っきりになると、その腕は発揮されるので、普段見えない部分を自分にだけ見せてくれたというギャップを刺激的に感じてしまうのです。
なので実際には、どういう事が行われているかは私達女性には不明ですが、恐らく男性にはドキッとするような発言もするのでしょう。時には不倫なんて、悪い事と分っている上で我がままを言ったりするのかもしれません。
私たち一般女性は「我がまま」という言葉をネガティブに捉えていますが、男性からするとこの我がままは、自分にだけ甘えてくれたという風に捉える事も出来るので、我がままとは男性と女性の距離を縮める事にもなります。
だから甘えるという事は、決して悪い事ばかりじゃないという事になります。
各言う私も甘え下手でした。
それは、甘えるという事で相手へ負担を掛けるのはないか、とか、甘えたら嫌われるのではないか、という決めつけをしていたという事です。
私の知人男性も、女性から甘えられたらすぐに物を買ってやる人がいました。
それはキャバクラのホステスさんからでも同じです。
完全に,カモにされているのが分かりながら、男性は女性に選ばれたという優越感と選ばれた感があるのです。
でも真面目な女性にとって男性に甘える事=女性の能力の低さと捉えたり、我がままをいう女性は人の迷惑を顧みないという勝手な人間という決めつけがあります。
先ほど登場した私の知人男性は、若干金銭的な余裕のあるタイプで夜の街で遊ぶタイプでもあったので
お金を使って遊ぶという事に慣れていました。
だから、お店のホステスにもお金を使ってあげるのが礼儀のように思っている昔風の遊びをする人です。
だから、一般の男女の甘えとかの構造とは違うとは思いますが、男性は甘えられる事が好きだという事です。
この構造を一般の女性は分かっていません。
男性は、自分が好ましいと思う女性からは甘えられるのは、好きなのです。
でも、男性に甘える事を控えるというのは 自分がその男性から好かれているという自信がないのだと思います。
でも夫婦なら違いますよね。
そもそもは愛し合って結婚をしたのですから、夫と妻は頼り合っても良い関係なのです。
今現在は夫婦の距離が開いていると思うかもしれませんが、家族なのですから基本は遠慮のいらない関係なのです。
では、赤の他人にはどうでしょう?遠慮なく甘えられるだろうか?
例えば道を歩いていて、穴に落ちた場合は(あまり無い事例ですが)、近くの人に助けを求めます。
これは甘えとは少し違いますが、人を頼るという点では、赤の他人が穴に落ちた自分を好きかどうかは関係ありません。困った事は、自分的にも協力は惜しまないというのが人間社会です。
そうです、赤の他人だって頼ってもいいのです。
それなのに夫婦なのに頼れない、甘えられないという気持ちが生じる事があります。
それは、そこに起きている問題の種類にもよりますが、本当は夫婦は頼り合ったり、甘え合ったりするから助け合える事も出来るのです。
そこで、夫婦の間に溝が生じていたとしても、妻が夫に甘えられなくなったりしているのは、やはり今現在起きている溝を解決するしかありません。
要はギクシャクしているとも言えますし、意地を張っている場合もあります。
ではその意地とは?と考えると、妻自身が夫を許していないという事です。
だから、困った事が起きたとしても、そこだけを頼るという事が出来ないのです。
何なら、ここで夫を頼ると借りを作る事になると思ってしまうのです。
と、いう事は、1にも2にも、やはり夫婦の間に流れる溝のような川を埋めるしかないと思うのです。
これは家の中の共同作業の部分です。
では今日の課題の一つ、魔性の女性は、男性に甘える事で距離を縮めようとします。
いえ、むしろ男性に甘えるという事を男性が喜ぶという事を知っている女性が魔性の女の特徴の一つです。
古い表現ですが、男性に荷物を持って貰う事を当たり前と思うかどうか、です。
こちらから頼まなくても、男性が女性の荷物を「持ちましょう」と言われて、素直にありがとうと思うかどうかの違いもありますが、そもそも、魔性の女は遠慮なんてしませんから、親しくなってからの甘えは
逆に男性を困らせるくらいの甘えが互いのスパイスにもなります。
だから甘えても、頼ってもいいという事を控えるという意識がありませんから、ある意味、男性がそれをされてどういう風に感じるかの想像がつくという才能を持っているのです。
男性は頼られて甘えられて、男気が上がる生物です。
物事にもよりますが遠慮は無用。
魔性の女性というのは色んな部分はありますが、男性が喜ぶことが出来るという才能の事を言うのだと思います。
時には男性を困らせる事も印象付けるという事が分かっているのを魔性の部分かと思います
それに対し、良い子と生きてきた人は人に甘える事は得意としません。
まして女性としての可愛く甘えたりと言うのはボーイッシュな女性なら、特に苦手です。
やはりこれは 性格的な部分と言うより、その人の生き方の問題なのだと思います。
今日は魔性の女性の特色の一部分を説明しました。
一般的な女性にこれを真似なさいとは言いません。
でも、甘える事を罪悪のように考えるのは、ちょっと単純すぎます。
それよりも、角度を変えてみることでそれすらも潤滑剤になるという事も知ろうというのが、
今日の生き方のヒントです。
本当は魔性の女と言う言葉の響きから、もっとセクシーな物を説明しないといけないのかもしれません。
私も最初はこの言葉を、セクシーな面からだけ捉えていました。
また実際に私は魔性の女性というのは、とても肉感的で、色気があって、と表面的な事ばかりに囚われていましたが、実はそう言う事ではなさそうです。
むしろ、表面的は普通に見えている女性が、いざとなった時に豹変するギャップの事をいうのかもしれないと感じています。
男性はそういうギャップに、ズキュンと来るのだと思います。
ま、考えたら、そんな街中にソフィアロ-レンみたいな人が、ゴロゴロ歩いているはずがありません。
また、いたとしても、貴女の夫も一般人なのですから、そんな見た目からも色っぽさを感じる人には
近づきにくく、敬遠するでしょう。
でも、ギャップの意味で説明すると、50年以上も前の映画、ひまわりではソフィアローレンは娼婦の役でした。
その娼婦の話を聞いた事があります。
娼婦は客引きの段階では色っぽく男性を誘惑します。
そして契約?が成立したら、支払いは前金です。
しかもアメリカですから、当時からもクレジット払いです。
仕事に入る前に、バックの中からクレジットカードを決済する機械を出して、ベットの上でカード決済をするのです。
これは、それまで男性を誘っていた色っぽい感じと違い、とても事務的な作業です。
皮肉ですが、これもある意味、ギャップです。
ま、ここで娼婦の行いをレクチャーしている訳ではありませんが参考にはなります。
つまり現代の一般社会では魔性の女性というのはむしろ、普通の女性の姿をしているのに、何かあった時に、豹変し我がままを言ったり、男性を困らせたりする小悪魔というイメージの方が近いと思います。
という事で、魔性の女というのは、「内なるもの」であって、姿や形の表面的な事ではないというのが、私の感想です。
では今日はここまで。