「夫の本音、心の中は?」
結婚をして専業主婦になった人もいれば子供を授かり子育て期間は仕事をしないと決めた人もいるでしょう。又お子様が出来ても出産ギリギリまで仕事をし出産後は直ぐに職場復帰した女性もいるでしょう。
人生、人それぞれ色んな生き方があって良いと思います。
ただ、正規の仕事を持っていようが、パートのような補助的な働き方にしろ、家に帰れば主婦であり、母であり妻なのです。
その中でも特に妻の部分は夫との関係性を保ちながら家事や育児をこなすのは大変です。
特に働きながらであれば、短い時間の中で家事をこなすのは至難の業。
まして子供の数が増えてくると、母親の背に掛かる負担はとても大きくなります。
そんな中、イラつくこともあれば、夫の家事協力や育児協力があればいいのですが、万一夫が自分のkとだけしか考えず、浮気等をして、家には寝に帰るだけという事になれば、妻の不満なMAXになります。
そういう状態になると、夫婦のもめ事も増え、夫婦の関係がピリピリしてきます。
そこで、当方に相談を寄せて下さったりするのですが今日は日々私が感じている事を書かせてください。
皆さん、起業塾って覗いた事はありますか?
今日は、主婦の方に、事業を起こす、つまり起業せよ、と言いたいわけではないのです。
でも夫婦に問題が起きて、夫に妻の気持ちを分かって貰おうと思えば、テクニックが必要で、この起業塾という事の中にとても多くのヒントが隠されていて、とても参考になるのでお話します。
例えば起業をすると、事業を世の中の人に知って貰わないといけないのです。
世間は、貴女の新事業は知らない訳ですから、それを知って貰うには、貴女が売りたいと思っている物だけを一方的にセールスするのは、相手から敬遠されます。
そこで、起業をする人は何をするかと言うと、相手が求めている事は何か、という事をリサーチ、つまり探るのです。
自分が言いたい事は半分くらいでいいから、相手が何を考えているかを、アプローチ以上に、知っておく必要があります。
伝えたい事があれば、あるほど、それを受けた側の感情を知っておいてから、アプローチをしないと、相手からは引かれてしまいます。
こういう事は起業塾で教えるのですが、実は事業をしようとする人は事前に学んでいるのです。
それほど、人に物を売ったりすることは簡単ではないという事です。
それなのに、夫婦となると、思う事を言えば伝わると思い込んでいます。
勿論、ストレートに話すのが一番とは思います。
でも、それは聞き手側が、とてもフランクで、受け入れ姿勢が充分な場合です。
事業的な考え方をすれば、夫婦は対立関係にあって、貴女のいう事を、素直に受け入れる関係性ではないのです。
その人に対して、妻の思いの丈を、一方的に伝えても、受け入れるはずがないという事を前提に考えて下さい
では、どうしたら、受け入れる気持ちを持って貴女の話を聞いてくれるのか、と言うと、それはまずは相手が、どう考えているのだろうか、と言う観点を持つ事です。
しかし、そういうことは貴女にすれば「とっくに知っている」と考えているとは思います。
でも、あえてその考えを、一旦外して「夫の脳の中」を覗いてみて下さい。
貴女が夫に自分の思いを伝えたい以上に、夫は夫なりの主張(ある意味我がまま?)があるのです。
ここを知った上で、貴女の主張が入る隙間を見つけないといけないのです。
貴女の思う事は、「正しいからそのまま伝える」では、あまりにもストレート過ぎて跳ね返されるのです。
そういう準備をしてから、相手に刺さる言葉を準備して、挑むのです。
思った事を 思ったままで伝えるというのは、素直でいいかもしれませんが、それはもう若い頃の話。
今は夫婦になって、お互いの長所も短所も出てきて、それがぶつかり合っているのです。
その中で、自分の意思を伝えたいという事は分かりますが、相手だって譲れないものがあるのです。
その譲れない物というのは、「正しいか、間違いか」の時点の話ではないのです。
貴女は正しい。
でも、夫が間違っていると言ってしまうと、そこは対立しか生まれません。
そういういう意味で、貴女に妥協をしなさいと言っているのではありません。
まずは その相手の主張の意味を読みましょう。
相手の主張が間違っていると、面と向かって言うと、心を閉ざすだけです。
だから、まずは一旦理解をしてみる事から始めませんか?
言葉選びが始まります。
そこは勝ち負けではない事が分かります
それが出来れば、貴女の主張の仕方も変わってくるはずです。
ビジネス脳とは、相手を負かす事ではありません。
相手の望む事を理解して、その上で、貴女の商材をどういう風に勧めていくか?
これが起業塾などで教えています。
妻であっても、事業はしなくても、家庭をいう物を運営していくには、事業的な考え方が
必要だと思います
では今日はここまで。